授業こぼれ話６～紛れもない仏教徒たち

March 15, 2013

カテゴリ：授業

先日、管狸人さんの京都神社案内のカテゴリの

北野天満宮の記事の画像に

台座が蓮花の柱が有ったので

仏教、神道ごっちゃ混ぜの日本人、

と考えていたら思い出したお話。

１０年位前に指導していた中学受験生のクラスで

宗教の話になった時に

（多分、9.11の後だったので宗教の対立と言った話から

そんな話になったのだと思います。）

「日本人は仏教徒だよ。」

「そうなの？」

子供は自分達の宗教がわかっていないのです。

（日本人の主食を「大豆」と答えた中１もいましたね(笑)

「君は毎日朝昼晩豆食べてるのか？

毎日食べているのは何？」

と尋ねて初めて

「ごはん。」

とわかった始末。

因みにその子は入学してすぐの定期テストで

学年６位だった子なのです！

暗記物が異常に弱いから

理社の有る塾をお母さんが探して

お兄ちゃんとは違う塾に入塾させたのです(^o^;)）

「皆の家のお墓はどこに有る？」

「田舎に有るー。」

「お盆やお彼岸の時にお寺にお墓参りに行くでしょ？」

「田舎行った時にお寺にお墓参りに行くよ。」

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お墓参り用の短めのお線香です。【御墓参線香】かおりごま

まだ仏教と自分達との繋がりがイマイチな様子です。

「死んだ人がいて、もしお葬式をやらなくて

お坊さんにお経詠んで貰わなかったら

成仏出来無いって思わない？」

「思うー！」

と皆が頷きます。

「お経詠まないと死んだ人が成仏出来無いと思うのが

仏教徒の発想なんだよ！」

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