花子とアン

March 30, 2014

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明日から始まる朝ドラ「花子とアン」。

赤毛のアンの翻訳者村岡花子がヒロインだから

取り敢えず見てみよう、と思っていたら

花子の「腹心の友」が葉山蓮子と言う役名で

華族の娘で離婚して女学校に入って来て、

と言う設定に

モデルは柳原白蓮！？

と気付き設定を読み進めると

その後福岡に嫁ぎウンヌンカンヌン、

と有るので柳原白蓮その人とわかり

俄然興味が湧きました！

（「腹心の友」と言う表現は

村岡花子訳の赤毛のアンで

アンと親友ダイアナを表現した呼び名。）

柳原白蓮と言えば、

大正三美人と謳われた歌人で

大正天皇の従妹で有りながら

柳原白蓮事件と言われる

一大センセーションを世に巻き起こした人物。

（「良人」は夫、「情人」は愛人です）

姦通罪の有った頃ですから

マスコミを利用して人権問題、社会問題化させて

若い恋人との関係を

当時の社会に認めさせてしまう顛末も

凄いお話です。

仲間由紀恵の画像の所に

「籠の鳥」が描かれているのが

柳原白蓮の当時の境遇を象徴しています。

柳原白蓮を筆頭に村岡花子を取り巻く

人物関係も華々しいのですが

仲間由紀江の画像の元の

花子の女学校生活の画像を見ているだけで

大正浪漫を感じさせられますし

「はいからさんが通る」を思い起こさせられて

柳原白蓮エピソードと女学校生活だけでも

是非見たい！

と思ってしまいます（笑）

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村岡花子については

あの時代に女学校を出たのだから

裕福な家庭に育ったのだろう、

位にしか思っていなかったのですが

貧しい家庭から苦学して

女学校を出て教師となり

働きながら文学者になったそうです。

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その後、結婚して男児を産み

子を失う事も含めて

「赤毛のアン」の著者

ルーシー・モード・モンゴメリの人生と

重なる部分が多いので

朝ドラ「花子とアン」の冒頭が

花子が戦時下に命懸けで

モンゴメリの著書に熱中する様子から始まる、

と言うのに或る種の感慨が有ります。

（モンゴメリは第一次世界大戦で

2人の息子を亡くしています。）

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「アンの夢の家」に登場する

もの凄い美人レスリー・ムアが

家の為に売られた様に不幸な結婚生活を送る話が

腹心の友柳原白蓮と似ているから

村岡花子はどんな思いで翻訳していたのだろう、

とネットで語られていて

レスリーも印象的だったと思い出したのですが

アンの学生時代の美人の友人

フィリパのエピソードの方が

私はずっと頭に残っていますね。

お金持ちでワガママなお嬢様なのに

（「私ってキレイだしお金持ちだし。」

とか初対面で自ら語っちゃうキャラ（笑））

若く貧しい宣教師に惚れ込んで結婚するのですが

その宣教師の脚が長過ぎて

タガが外れた様でみっともないと言うのが

今ひとつ想像し難いままでした。

後年、お笑いコンビアンガールズのブレイクで

こう言う事だったのか〜

と理解出来ました（笑）

脱線したのに偶然

「アン」で繋がったわ( ^ω^ )

アンブックス話は語るとキリが無いので

今回はこの辺で。

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