取捨選択

February 6, 2017

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テーマ：どんなテレビを見ました？(79296)

カテゴリ：データ

「下剋上受験」ちゃんと見たいから

「東京タラレバ娘」は

捨てそうだわん…

「下剋上受験」には

【中学受験あるある】

がかなり盛り込まれている。

原作を読んでいないので

良くわからないが

リサーチが良くされてもいるのだろうが

多分ドラマ製作のスタッフに

自身や子供の受験経験が有る人達が

多いのではないかと思わされる。

父親と母親の受験に対する温度差等も

実際の中学受験生の家庭では

良く有るお話。

大体、父親か母親のどちらかが熱心で

熱心でない方の親は

当然の如く余り協力的ではない。

高校受験でも家族全体が

協力的でない家庭も当然有る。

【受験あるある】として

思い出されるのは

学年を問わず兄弟姉妹が

受験勉強の邪魔になる事実。

中学受験生の弟妹が小さくて

受験にプラスになる様なTV番組

時事問題対策になるニュースや

その他を見なさい、

と言っても

「朝は弟妹がおはスタ見てるから

ニュース番組は見られない。

見られないとうるさいから。」

高校受験生にも

「高校生のお兄ちゃんが

モンハンやってて

うるさくてしょうがない。」

だのなんだのと

兄弟姉妹の愚痴を聴かされたものだ。

受験とは直接関係無い様にも見える

娘佳織が仲良くなる

大会社の代表らしき東大卒の父親を持つ

麻里亜の状況も

高学歴な親を持つ子供としては

【あるある】

だと思える。

親が高学歴なら

『勉強が出来ても当たり前』

と周囲から普通の家庭の子供より

高いハードルが設定されてしまうのだ。

最近良く話に出す

裕福＝幸福とは限らない

と言う事の一例みたいなお話だ。

「このレベルの学校に行けて当たり前」

「親の家業の跡継ぎになって当たり前」

「あの子の家は金持ちだから甘ちゃんだ」

うんぬんかんぬんの

決め付けを周囲にされ

妙なプレッシャーと

闘わなければならない子供を

実際に見て来ると

大して幸福とは思えない場合の方が

多いのだ。

実際、そんな環境だった友人が

別の友人に

「あなたの悩みなんて

ティーカップの中の嵐だ」

等と中傷されて

私と親しかったばかりに

気の毒な目に遭わせてしまった

と思った事が有る。

当然、そんな中傷をした友人とは

その後縁を切るに至った。

ストーリー展開としては

佳織が見事合格して

ハッピーエンドになりそうでは有るが、

学校でいじめの標的になり始めた

麻里亜の今後も

ハッピーエンドになって欲しい

と思わずには居られない。