カテゴリ:韓国映画
恋風恋歌(1999年韓国)
ずいぶん前に1度見た映画。 メガネをかけたちょっとサエない感じの(…という雰囲気を出しているが、サマになってる)ソウルの大企業のサラリーマン・テヒ(チャン・ドンゴン)は日常の生活に行き詰まり、心の整理をするために済州島へ一人旅に出かける。 そこで、済州島で生まれ育ち、観光ガイド歴5年、恋人募集中のヨンソ(コ・ソヨン)と出会い、2人は恋に落ちていく… ごくごく普通のラブストーリーで話の内容自体は特にインパクトがあるものではない。 しかし、済州島の美しい風景の中を2人で旅しながらお互いがゆっくり歩み寄っていく様子が心癒される音楽とともに繰り広げられ、自分も旅している気分になったのを覚えていた。 前に見たのにもう1度見ることにしたのは、もうすぐ済州島へ行く予定なので、コ・ソヨンにガイドしてもらって、テンションをあげようかな~ …というのがねらいです。 今回はこの映画をラブストーリー中心にではなく、観光者になったつもりで鑑賞します。 ガイドはコ・ソヨン (役名はなんとコ・ヨンソ) 映画のしょっぱなから、ゆったりしたメロディに乗って済州島の美しい風景がたくさん映る。もうここから気分は済州…。 この映画では季節が晩秋のようで私が行く時期とはちょっとずれますね… ヨンソはガイドにものってるお決まりコース・民族村や天地淵瀑布も案内してくれてます。 突然の雨に打たれて歩いているテヒを助けたときは、 「ここは天気が変わりやすい。傘は必需品。」 と助言した。本当なのかな…?! そして、テヒが1日専属ガイドをヨンソに頼んだ!! トッケビ道路 長さは200mほど。下り坂にもかかわらず空き缶などを転がしてみると逆行し、坂で乗り物のエンジンをとめてもゆっくりと坂を上っていくように見える。 映画の中では「おばけ道路」と呼んでいた。 この映画の中では、ヨンソの父がこの場で亡くなったことをヨンソがテヒに話している。 「観光客がここで缶を転がして逆に転がっていくのは、父のイタズラみたい。」 …だとしたら、こわい。 テヒが「城山日出峰」の写真をヨンソに見せる。 南済州の東端に突出した溶岩石でできた地続きの岩塊の島。 飛び降り自殺の名所でもあり、風も強いようだ。 楸子島(チュジャド)をかなりオススメしていたヨンソ。 だが、事情あって、2人は韓国最南端の島・馬羅島(マラド)へ来てしまう。 ここはカモメ釣りが有名(?) 必ず実際に映画を見てから確かめて下さい!!! チャン・ドンゴンは劇中でカモメつり用の竿を買ったそうです(笑) 美しい馬羅島の日の出 ここで語り合いながら一夜を明かした2人。 夜空の星も、海も全て美しい島でした。 都会の暮らしでいつも何かに追われ、こんないい所があることも忘れていたとこぼすテヒ。 一方、たくさんの観光客が島で休息し、帰っていくのを見送ってきたヨンソは複雑…。 でも、こんなきれいな島でゆったりとした時が過ごせて、すてきな人にガイドしてもらったら、恋に落ちてもおかしくないよなぁ。 これから観光するのにはちっとも参考にはならないけど、済州島に行った気分になれる、行きたくなるような映画です。 私はソウルには何回も行ったことがあるけど、済州島は初めて☆ 映画「シュリ」やドラマ「オールイン」など済州はよくロケでも使われているけど、全くわからない。どこへ行こうか、何を食べようか只今思案中。 子連れなので、当日まで本当に行けるのか確かではないかんじだけど、楽しみ~! 【恋風恋歌】チャン・ドンゴン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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