カテゴリ:韓国映画
私の頭の中の消しゴム(ネ モリソゲ チウケ・2004年韓国)
日本では10月下旬に公開予定。 最近は試写会も始まっているようだけど、私はお友達に2ヶ月くらい前から借りっぱなしだったDVDでやっと見た。 8月に主演のチョン・ウソンとイ・ジェハン監督がプロモーションのため来日したし、もうひとりの主演女優、ソン・イェジンは先日、「4月の雪」の方で来日。24時間テレビにもでてましたね~。 映画の内容は、以前日本で放送されたドラマ「Pure Soul~君が僕を忘れても~」(2001年読売テレビ・永作博美、緒方直人主演)が原作ということだ。 愛する人の記憶がなくなり、2人で過ごした時間も自分のことも、全て記憶から抹消されてしまったら…。 肉体的死より精神的死が先に来ると映画の中でも説明されていた「若年性アルツハイマー」にかかる主人公の女性の苦悩と影で支える夫の愛のお話。 …だと思ったが、2人のラブストーリーの部分が色濃くて難病とたたかう壮絶な部分は比較的少なく、映像もきれいでさわやかな仕上がりだった。 そのせいなのか、涙、涙…というかんじは私は無かった。 この映画の一番最初に出てくるソン・イェジン。 いつもより化粧が濃くて、おっ!と思った。 (化粧が濃いのはこの部分だけ。) 記憶がなくなるだけでなく、徘徊したり、排泄もコントロールできなくなるという難しい病気を演じたが、最初から最後までさわやかでかわいらしい彼女の魅力満載だった。 この映画を撮影していた頃、セクションTVで撮影現場が紹介されていて、チョン・ウソンとソン・イェジンのインタビューなんかもやっていた。 キスシーンを撮る前で2人が緊張気味だったときかな。 チョン・ウソンは虫歯があって口が臭いかも~。 なんて自分で心配していて、ソン・イェジンが「やだ!虫歯ってうつるんでうよね…。」と冗談で流していたのを思い出し、キスシーンの場面ではふきだしそうになってしまった。 最近、健忘症の疑いがもたれる自分(決して映画の中の病気と一緒にしてはいけないが。。)は、もし、こんな風に頭の中に消しゴムができて、大切な記憶が消されていったら…。 …と、結構ひとごとではなく考えた。 病気はいつ、どんな風にやってきて幸せを蝕んでいくかわからない。 しかし、大切なものや大切な人はどんなことがあっても変わることはない。 ラストシーンも絶望感漂う終わり方ではなかったので、いろいろなメッセージが映画の中にこめられているのでしょう。 (これから公開の作品なので具体的な内容は控えました。) (DVD)私の頭の中の消しゴム ※リージョンコード3です。 私の頭の中の消しゴム (OST) ~原作のドラマ~ Pure Soul~君が僕を忘れても~DVD-BOX お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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