テーマ:赤ちゃんが欲しい!(9163)
カテゴリ:母への道
子供が欲しくてもできない状態が続くと、子供連れの家族がまぶしく見えたり、
産婦人科の待合室で待つお腹の大きいお母さんを見つめたり、 そのお母さんが連れてくる2~3歳の子をじっと見てしまったりします。 私の通っている産婦人科は、産科・婦人科・小児科・特殊外来(不妊など)が、 ひとつの待合室なので、とても賑やかで、 子供が欲しくて不妊治療をしている人にとっては、とても辛い場所です。 更に、各診察室の区切りが、天井部分が空いた簡単な板一枚だったり、 カーテンだけの仕切りなので、話し声が筒抜けでプライバシーがありません。 それでも凄く評判が良く、実際、私もプライバシーの点が気になったものの、 担当の先生が、とても話しやすくて感じの良い方で、 しかも初めて、内診が痛くなかったので、そこに通うことにしたのです。 それにしてもたまに、出産後、受付で退院の手続きをしている 産まれたての赤ちゃんを抱いたお母さんを見かけると、心が痛いですね…。 あと最近…私の同い歳の友人の出産ラッシュでした。 去年(2004年)は… 5月に初産で男児の母になった親友のS、 11月に初産で男児の母になった高校の部活の友人M、 12月に初産で女児の母になった専門学校の友人O、 今年(2005年)は… 1月に2人目を産んで姉妹の母になった専門学校の友人K、 2月に初産ながら三つ子を出産した高校の部活の友人R、 更に今夏、2人目を産む高校の部活のマネージャーNがいます。 正直、と~っても羨ましいです。 ただ自分なりに救われるのは、嫉妬心が芽生えなかった事です。 出産報告のメールや、ハガキが届くたびに、 赤ちゃんの顔を見て素直にカワイイ!おめでとう!と思えて、 その度に私も頑張ろうって気持ちになれました。 それは、子作りを前向きに考えていて、いつか必ず、私とマチャの子を産んで、 両手に抱っこするんだっていう気持ちが強いからだったと思うんです。 これが後ろ向きな考えで、ほとんど諦めたような気持ちでいたら、 嫉妬に心が支配されて、子供を産んだ友達を祝福できない 悲しい人間になっていたと思います。 そんな嫉妬に支配されたら、自分自身が傷つきますから、 そうなっていない現在に、まずは感謝しています。 でも、いつ嫉妬に心が支配されるかわからない…。 今、妊娠しているけれど、また流産したら…って考えると怖いですね…。 【子供が欲しいのにできない…】こんな思いをしないなら、しない方がいい。 順調に妊娠・出産できるに越したことはないんだから…。 ある友人は、“子供ってすぐできるんだって思った”って言っていました。 そうです。私もそう思っていたもの…。でも実際は難しかった…。 我が子を妊娠・出産するって事は、かなりの奇跡なんだと今は思います。 でもでも、こんな思いをしたからこそ、 未熟な私は、ほんの少~しだけ優しくなれた気がします。 そして周囲の悪気のない「子供はまだ?」の言葉に傷つきながら、 今は、そんな言葉にも平気になった自分がいます。 ※でも2回目の流産直後に、久しぶりに先輩から電話があり、 結婚の祝福と同時に“早く子供をつくらなきゃ!”という言葉には かなり参りましたけどね…。 最後に余談ですが… 最近もらう年賀状は、子供の写真入りのものばかり。 夫婦2人のお正月も幸せですが、家族が増えて、 子供と一緒のお正月は、どんなに幸せだろうって思いますね。 「いつか私達も…」と思いつつ、チクッと心が痛みます。 だから、もし私達夫婦に子供が産まれたら、独身の人・子供のいない夫婦には、 子供の写真入りの年賀状は送らないようにしようと思っています。 まだまだ先の話ですが、なんとなく、そうしようと思っています。 それでは、長くなりましたが、 私達を含め、子供を望んでいる全てのご夫婦に、 どうか子供が授かりますように、お祈りします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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