譲れない部分
4年前の従軍慰安婦問題を扱った特番について、政治的圧力があり、番組を改変させられたと訴えているNHKのプロデューサー長井氏について思う事。4年も苦悩して顔出しをし、堂々とテレビの前で告白したのは凄いと思った。涙ながらに「妻子ある身であり、この告白をした事で、家族を路頭に迷わせる心配があった…」…というような事を言っていた。私はこのニュースで、もし自分が長井氏の妻だったらどうしたかな~と考えた。初めは告白する事に反対するだろう…。会社相手に喧嘩するなんて、とんでもないって言って。でもその後、旦那が4年も悩んで苦しんでいる姿を目の当たりにして、旦那が、考えに考え抜いた結果、告白すると決めたなら、快く送り出してやるんだろな。テレビの世界以外だって見えない圧力や筋の通らない理不尽な事は沢山ある。それに、いちいち反論して波風を立てていては、社会人として生きにくい。正論ばかりが正義じゃないし、納得いかないグレーな状態で上手く事が運ぶことだってある。社会に出ると自分の発言が、他者のメンツを潰したり、立場を悪くする事があり、考えて発言する機会が多い。社会で揉まれると、おのずと自分や周囲を守るため、そういう技が身につくんだろう…。それは悪いことじゃない。でも少し淋しい事のようにも感じる。そんな中で長井氏は“譲れない部分”を告白したのだと思う。自分でどうしても譲れない部分には、長井氏の様にこだわって生きたいもんだ!それに巻き揉まれる周囲の人は大変かも知れないが、私が妻なら、喜んで巻き込まれよう!もしマチャが、自分の“譲れない部分”で窮地に立ち、それに正直に生きようとするなら、私は全力で支えて力になる自信がある。今はこんな抽象的な事でしか言えないが、私はマチャを守る!人生いろいろあって、思うようにいかない事が多い。生きるって大変だけど、自分の“譲れない部分”は、「譲れないぞー!!!」と、声を出して生きたい。そんなワガママな自分は残しておきたいものだ…。ガンバレ!長井氏!(^^)/~~