ベビーブーマーが若返りを図る
ベビーブーマーが若返りを図る米国のベビーブーマー(1946-1964年間に誕生した世代)の男女は、さまざまな美容法や美容外科術で若返りを図ることに取り付かれているようです。米国美容形成外科学会(ASAPS)によると、2005年には米国で約1,150万件のフェイスリフトなどの外科的あるいはボトックス注射などの非外科的美容術が施行さました。カリフォルニア州ビバリーヒルズの形成外科医Richard Fleming博士は、年齢に逆行しようとする理由には虚栄心が挙げられるが、それよりも職業的な理由が多いといいます。患者の中に、昇進の資格があるのにできないのは外見のせいだと考える人がいると述べています。また、体を鍛えている人は、運動の継続とともに、体に合わせる形で顔の若返りも望むようです。ベビーブーマーは、ボトックス、レーザー脱毛、レスチレン(ヒアルロン酸)などの軟組織充填(てん)物注入といった非侵襲的手法を利用する傾向にあります。 ASAPS広報担当のLaurie A. Casas博士はこれについて、時間的制約が関係しているという。「40-50歳代の患者の多くは小中高等学生の親であり、回復に時間を要する大掛かりな手術を受ける時間的余裕はないようです。時間があるならば手術を受けたいに違いない」と述べています。スキンケア若返り美肌輪郭美容歯科