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高校生時代に山岡荘八の織田信長を何度も読み返した身にとって、岐阜城、いや稲葉山は、あこがれの地。 そこへ行きたいけど、行けずここまできて、ついについについに、登った。 気温35度をつける蒸し暑い正午すぎに登りだした。正面から登ろうかと思ったけど、やや坂が急だとあった百曲りを行く。むき出しの岩は湿度のせいか、少し濡れているから、慎重に足を運ぶ。だけど、気のほうがせいて、前へ前へ。 すると、もう全身から汗。これでもかというほどの汗。 それにしても、岩山だ。それも筋になっていて、山頂へ向けて岩が伸びているように見える。 こりゃ龍じゃねーか? そう思ったら、山頂付近に大金龍大神神社の祠があった。ちいさいけど。その祠の後ろの岩の筋がえぐかった。「そりゃ おがみたくなるわ」という出来栄え。 その先に「馬ぞろえ」だか「馬場」だかがあって、ほんとうにここまで馬を? とおもった。 そして、台所とかの地名もあるから、やっぱり山頂で暮らしていらしたのか。なかなかのハードさじゃ。 天守は、見るにはみたけど、あぁそうですかとスルーして、石垣に注目。荒々しく積み上げられているのが印象に残った。さて、下りはどうしようかと思ったら、山の下の方に烏帽子岩なる岩が存在し、そこが元伊奈波神社あとだという。これは神威の高いところじゃろうから、いかねねばと思う。そしたら、稲葉山登山道最難関の馬の背というルートを通らんといけんげな。馬の背ってそうとうきつそう。迷う。ケガしちゃいけんし。特に下りだから。でも烏帽子岩見たいから……馬の背を下った。岩だらけ、山を垂直に下る感じで、すでに足に来ている自分の足を最大限に使って、安全第一で下った。所によっては後ろ手になりながら。 そして到達した烏帽子岩。デカい。稲葉山と直線で結んだところに立つと、なんか起こりそう。残念ながら、神威は感じれない鈍感ものだけど、すげーとは思った。 そこから少し下ると、下の居館後に出る。やっぱり山上だけで暮らすのはつらいから。 山の北側だけど、ここがいいのかな? 大手門の裏手だからそうなるのか、なんて考えながら、歩いた。 そしてそのまま伊奈波神社へ ここには、黒龍さんもおる。 やっぱり、龍なんだ。 そして、黒龍さんは、高龗 天の龍か(ついこないだYouTubeでおしえてもらった)。 刺激的な稲葉山、ラストを黒龍さんでしめさせてもらって、満足。 何度も来たくなる山です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 17, 2024 07:04:36 AM
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