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うす!今日はHIPHOPで見るジェンダーについて。
なんでこれかってつい最近ジェンダーについて ちょっとだけ勉強したから。 ばかは覚えたことをすぐ使いたがるっていいますけど、 まさにそのとおり! HIPHOPの中で、今となってはFemaleラッパーなんてそうそう珍しくもないけど、 でもやっぱり男に比べて少ないのは明らか。 代表格で言えばMissy、Eve、Lil’Kim、 チャーリーバルティモアもRah Diggaも MC LyteもRemyもTrinaもGangsta Booも T-LoveもShawnnaもFoxyも Da BratもLeft Eyeも 私の大好きなLauryn Hillも とにかくいろいろいるわけですが、 彼らの主張ってなんだろう....?? 彼らは男とも対等に渡り合えていける、 HIPHOPが俄然男社会だった時代に 女性の先駆者達が足を踏み入れて 「天下を取るのは男だけじゃない」ってことを見せ付けるために、 スキルを磨き、女にしかいえない男バッシングをライムにしのしあがっていったんですね。 だけど、中には卑猥な、歌詞がわかれば頬を赤らめて思わず停止ボタンを押したくなってしまうような 大胆すぎるものもあります。 彼女らは逆に女ということを利用して、 セクシュアリティーを存分に使い、セックスアピールをします。自分のナニがどんだけで、どれだけたくさんの男をはべらかせられるのかを・・・ そのへんは男Rapと変わりませんね。 それがいいことなのかは別として、 地位向上を目指しているBlackの女の人々は それを快く思っていないのは確かです。 最近、ケツふって露出過多な女の子ばっかり出てるPVにも 嫌気がさしている人は多いんじゃないでしょうか。 ああいうのって、どれも同じに見えて印象に残らないですよね。 彼女達は自分が出てるビデオの中でBItchという言葉が連発されてることに対して 何も思わないのかな。 私自身はフェミニストでもなんでもないんですが、 社会の中で自分が女ってことで差別されるのは許せないけど 個人的にはやっぱり男の人には男らしくあってほしいので、 あんまり女の地位がどうこうとかは思いません。 あ、でも仕事とかで差別されるのは本当イヤですけどね。 HIPHOPの中で息づいているジェンダーはとても研究しがいがあります。 あのPVや雑誌のイメージは黒人女性のステレオタイプを作り上げて、 それが間違った方向に行っていることは否めないと思います。 なぜなら、あんなビデオや雑誌で見る裸同然の女の子達が ポジティブな黒人女性のイメージを作り上げてると思えますか? 日本人だって「日本人の女の子は黒人にほいほいついてきていっぱい貢いでくれるから使えるぜ」 なんつーレペゼンJapanとしては聞き捨てならないせりふをもし聞いたとしたら (私は聞きましたが) それは違う!と全面否定したくなるんじゃないでしょうか。 それと同じでもしあのビデオや雑誌で見た黒人女性像をそのままに受け取った人が 「黒人の女の人はあんなに男の前でケツふるんだから すぐやらせてくれそう」 って言ったらどうなると思います? そんなの、黒人女性がほっとけると思いますか? ステレオタイプっていうのはそういことです。 ジェンダーをつくり、偏見を生むのです。 とにかく、私が言いたいのは・・・ 結論付けてしまうには早すぎる議論ですが、 これからも研究してみたいと思います。面白いテーマです。 ま、ジェンダー覚えたてだったってだけなんですけどね・・・ でも、HIPHOP自体がそういう女像を追い求めることが 文化の一部だっていうのももちろんわかります。 昔っからそうですもんね。 金があればなんでもできるんだってことの象徴なんですかね。 そうならば悲しいけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.12.14 16:36:37
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