太陽がイッパイいっぱい

図書館で借りれる期間が２週間だったのでもう一冊読めるかな？ということで探した１冊。

タイトルがアラン＝ドロンの映画っぽい（光ＧＥ○ＪＩって言った人、シッシッ）ですが、サスペンスものではなく、正反対。
泥臭～い「青春人情ドラマ」ってところでしょうか？
セリフが関西弁ということもあってこちらもサクサク楽しく読ませてもらいました。

とにかく主人公以外の脇キャラの立つこと立つこと。
こういうの大好物です。スピンオフ作品出来そうなくらいキャラ立ってます。
「汗流して働いて、お腹空かして食って飲んで寝る」
このシンプルな生活がちょっと羨ましかったりします。

最後の結末は、急展開→「ええっ？うそーん。」てな感じです。
まぁ２２、３の若者らしい答えだし、やはり前述のシンプルな生活が影響して「あーもぅなんか難しいなぁ。いらんわボケェ。」となったのかなぁと（笑）

これドラマにしても面白いと思うけどなぁ。
別に関西弁じゃなくても通じると思う。うん。

ちなみに楽天ブックの装画と違うので挿げ替えてます。
私が借りたのは黒田硫黄さんの絵だった。
『茄子』や『セクシーボイスアンドロボ』を描いた人ね。