テーマ:ニュース(100209)
カテゴリ:時事
タイトルをこう書くと某国の映画第2弾と勘違いされるかな?
昨日の続きです。 インフルエンザ関連でマスクが品薄状態ですが、売られているマスク全部がウィルスを防いでくれる訳ではありません。 普通の布マスクは、病原体を持った患者が咳やくしゃみをする時の唾(飛沫)をブロックするには有効ですが、空中に浮遊した病原体は軽やかにスルーします。 空中に浮遊した病原体(飛沫核)の大きさは0.5マイクロメートル以下。 これを通さないマスクでないと防げず、「空気感染」でOUTになります。 防げるマスクとそうでないマスクの違いをどうやって見分けるのか? これについては、少し前にSARSが流行したときに有効であると確認された米国労働安全衛生研究所(NIOSH)による規格区分に合格したマスク(通称N95マスク)が適しているのではないかと思われます。 <規格の種類> N95/R95/P95/N99/R99/P99/N100/R100/P100 <規格の意味> N:Not resistant to oil (耐油性なし) R:Resistant to oil( 耐油性あり) P:Oil Proof( 防油性あり) 95:0.1~0.3μmの微粒子を95%以上除去できる性能 99:0.1~0.3μmの微粒子を99%以上除去できる性能 100:0.1~0.3μmの微粒子を99.97%以上除去できる性能 また、厚生労働省が定めた、防塵マスクの国家検定規格区分でDS2がN95と同格なのでこれでも見分けが付くかと思います。 <規格の種類> DS1/DS2/DS3/DL1/DL2/DL3/RS1/RS2/RS3/RL1/RL2/RL3 <規格の意味> D:使い捨てマスク R:取替え式マスク S:試験粒子に固体粒子を使用 L:試験粒子に液体粒子を使用 数字は集塵能力。3が一番高い。 ちなみに、このマスクをしていたら大丈夫かと言われたらそうではありません。 マスクをしていても隙間は必ずあるし、目からも感染します。 昨日も言いましたが、持ち帰らないよう手洗いとうがい、免疫力を高めるために健康管理するのが一番なのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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