電卓の歴史を見る
今朝の金沢。朝起きると駐車場の車に薄っすらと雪が積もっていました。う~・・・寒い寒い。昨日の出来事でちょっと興味があったのでご紹介しますね。1964年3月18日、日本初の電卓が発表された日だそうです。※これは現在の電卓シャープ(当時は早川電機)がトランジタ製、ソニーがダイオード製を発表し、ここに日本の電卓元年が到来。ちなみに世界初は1963年。真空管製です。(時代を感じる・・・)ところで「電卓」って略称なのは知っていましたか?正式名称は、「電子式卓上計算機」。読んで字のごとく、机におけるコンパクトなもので電動の計算機のこと。1964年6月には製品が販売されましたが、重さが約20kg。サーバ並みです。お値段もシャープ製で 535,000円。当時の物価で、普通乗用車が1台買える位高額なものです。もちろん個人が持てるレベルではなく、企業向けなんですね。1960年後半に、トランジスタやダイオードに替わってICやLSIが使われるようになり、価格がぐぐんと安くなります。1966年 298,000円 → 1969年 99,800円 → 1972年 12,800円10年も経たずに40分の1・・・技術の進歩は速すぎます・・・。1972年のはカシオが販売した「カシオミニ」という製品なのですが、1年半で200万台以上売り上げる大ヒット商品。ここで個人でも気軽に使えるレベルとなった訳ですね。現在では、100円ショップでも売っている電卓。私もカード型のを持っていますが、もうちょっと大切に扱おうと思ってしまいました。水で発電!!新感覚エコロジー水発電という変わったエコ電卓。■昨年はこんなこと書いてました■電卓、持っています??↑クリック