今回の年末旅行は2年ぶりに再び下田への旅。
もっとも近くに見える足柄SAから望む富士。
快晴の空にちょうどタイミングよく雲がかかった。
この風情が貴重だったと思うことにしよう。。
沼津ICで降りると中伊豆方面へ。。
修善寺を過ぎて伊豆天城まで来ると、有名な「浄蓮の滝」がある。
期待していたほどの迫力はなく割と規模の小さい滝だなと感じた。。
そこから北上して間もないところに「伊豆の踊り子」で舞台になった七滝がある。。
七つのうちの一つの初景滝のところにヒロインの石像があった。。
第6回の映画化は昭和49年、山口百恵・三浦友和と書いてある。。
七滝の入り口に戻ると「ループ橋」がある。。
天城峠の頂上からグルグルと回転して下り、目が回りそうになる。。
中伊豆を南下して下田まで来ると、
前回入らなかった宝福寺に入ることにした。。
ここで再び「お吉」との再会。。
お吉19歳のときの実像
なるほど、端正な目鼻立ちにきりっとした唇が窺える。。
お吉の絵物語を拝観してるのは両親。。
4枚のうち、、
1番左の絵:お吉の許嫁で、船大工の姿の鶴松
左から2番目の絵:奉行所に呼び出されたお吉
右から2番目の絵:奉行所から総領事ハリスの館に向かうお吉
1番右の絵:ハリスを献身的に看病するお吉
お吉の悲哀な人生にはいつも心打たれるものを感じる。。
午後4時に「下田シーサイドホテル」にチェックイン。
部屋から一望する景色はなかなか素晴らしい。。
夕食までにお風呂に入ることに。。
お風呂から上がって脱衣所に来ると、、
自分の着てきたものがない!
と、そばに居たおじいさんの姿を見ると、、
なんと!自分の着ていた服をそっくりそのまま着ているではないか!
僕が着てきた紺のトレーナーを着ている!
「あの、それ、僕の服なんですけど」
「え?あれ?あ!間違えちゃったかな?」って、、
おいおい!おじいさんが若者が着るトレーナーなんて着るのか?
トレーナーを脱いでもらうと、下着も僕のを着ていた。。
さらに、唖然としたことに、、
僕が足につけてるサポーターまでちゃんと付けていた。。
もう、どう考えてもこのおじいさん痴呆症。。
「あれ?わたしの服はどこかな?」
「ちゃんと、探してみたほうがいいですよ」
「・・・・・」
「あ!ここにありました」って言うので振り向くと
ちゃんと名前を書いた紙とともに服を置いていたようだった。。
おじいさんがいなくなる前に出てきて助かった。。
いなくなっていたら、裸のままどうしていただろう?
びっくりしたな。。こんなこと初めて。。
珍事件のあとは、お楽しみの夕食。。
ちょっと撮り方がいまいちだったな、蓋をちゃんと開けてなかった。。
左奥は金目鯛の煮付け、左手前は茶碗蒸し、中央奥がうどん、
右側は煮しめ。。
写真で見ると、少なそうに見えるけど、かなり多かった。。
完食してお腹いっぱい!!
お腹もいっぱいになって1日目が終了