共同通信の先日の世論調査によりますと、安倍内閣支持率は33%で下落した模様です。参議院選挙での政党別支持率でも、選挙区、比例区とも、民主党が自民党よりも高い評価を受けている様子です。
あと1ヵ月 何が起こるかわかりませんし、選挙のムードは一夜にして逆転しますから楽観は出来ませんが、今の流れでは、参議院で自公政権の過半数割れは見えてきました。でも、以前の公明党のこともあるので、国民新党の権力志向、自公と連携には注意が必要です。 ウルトラシーの衆参同一選挙は出来ない?衆議院で2/3以上議席を持っているのでしない でしょうね。
土曜日は昼から、高校の後輩で現参議院議員(比例区)の方の後援会申込書(実質支援要請)を全国の主だった卒業生郵送するための袋詰をしました。場所はやはり後輩で衆議院議員をしている事務所をお借りして作業をしました。そこで秘書さんから、自民党の選挙区候補応援のため、公明党の比例区候補の後援会に入ってもらえないかと要請を受けました。選挙区選挙の見返りに比例区では他党の候補に媚を売る・・・同じことを野党もやってはいますけど・・・納得いきませんね。
納得いかないのは、自分自身・・・民主党を支援しているのに、同窓会の流れで、自民党候補の袋詰の手伝い及び推薦名の書き込み・・・・節操がないとはこのことです。せめてもの慰めに手伝いの十数人の後輩に、選挙区選挙は民主党にお願いと訴えておきましたが・・・自己矛盾 これも人生。
以下記事転載
内閣支持率33%、最低更新 参院選、トレンド調査 | '07/6/25 |
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▽63%が「年金」重視 共同通信社が二十三、二十四両日、七月の参院選での有権者の動向などを探るために実施した全国電話世論調査(第一回トレンド調査)で、安倍内閣の支持率は33・5%と、今月一、二両日の全国緊急電話世論調査よりさらに2・3ポイント下がり、昨年九月の内閣発足以来の最低を更新した。不支持は9・0ポイント急増、57・7%と初めて過半数に達し、安倍晋三首相にとって、極めて厳しい結果となった。 参院選で重視する問題(二つまで回答)としては「年金」が63・4%と、「教育」の23・4%など他の回答に比べ、突出して高くなった。年金記録不備問題への政府の対応に、有権者が強い不満を抱いていることが浮き彫りになった。「憲法改正」「格差」は18・0%、「政治とカネ」は16・9%だった。 参院選で投票する政党や候補者では、民主党が選挙区で22・0%、比例代表でも22・1%でトップ。自民党は選挙区で21・4%、比例代表で19・8%にとどまった。前回二○○四年参院選の投票日三週間前に実施した第一回トレンド調査では、自民党が選挙区で6・5ポイント、比例代表でも3・4ポイント民主党を上回っていた。 今回の比例代表の投票先では、公明党4・9%、共産党3・1%、社民党1・2%、国民新党0・6%、新党日本0・3%。「まだ決めていない」が42・0%だった。 最大の焦点である与党の非改選議席を合わせた参院過半数維持の是非については、「過半数を割った方がよい」が48・3%と、「過半数を維持した方がよい」の36・5%を引き離した。 与党が過半数割れした際の対応では、「衆院を解散し国民に信を問う」が31・0%と最多。次いで「野党との政策協調を進める」(26・9%)、「政権の枠組みを変更」(16・5%)の順で、「首相が交代」(15・8%)は最も少なかった。 参院選への関心度を尋ねると、「大いに関心がある」「少しは関心がある」が計72・7%と、有権者の意識の高さをうかがわせた。 |
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