柏崎刈羽原発事故の調査で、国際原子力機関の安全担当部長などは、現地を調査にきました。日本の科学者や技術者を信用しないわけではありませんが、まったくの第3者である国際機関と一緒のほうが、皆さんが信用しやすいし、的確な事故の内容が明らかにあると思います。
今回は、大きな放射能漏れが無かったように報道されていますが、地震大国、日本ですから、今後は、大きな地震にも対応できるような設備の改良が必要でしょう。
以下記事転載
IAEAが火災現場視察 柏崎刈羽原発で調査 | '07/8/7 |
|
国際原子力機関(IAEA)のフィリップ・ジャメ原子力施設安全部長ら調査団は六日午後、新潟県中越沖地震で被害を受けた東京電力柏崎刈羽原発の調査を継続し、地震直後に火災が起きた3号機タービン建屋外の所内変圧器など、発電所内各施設の被害の詳しい調査を開始した。 調査団は同日午前、原発入りした後、まず東電と経済産業省原子力安全・保安院から被害とこれまでの所内点検の現況について詳しい説明を受けた。 午後には、実際に各施設の視察に移り、3号機では、作業衣を着た調査団と保安院、東電社員ら約三十人が、主排気筒に接続されたダクトのずれや変圧器の黒い焦げ跡などの状況を確認した。 調査終了後、ジャメ部長は「地震直後に何が起きたか、東電から説明を受け、原発の建屋の外で問題、被害があった個所を見て回った。建屋内は明日からになる。まだ情報をもらったばかりの段階なので、分析はこれからだ」と語った。 調査団は九日まで現地で調査を続ける。 |