カテゴリ:政治
日銀総裁や、日銀審議委員は国会の両院の承認が必要です。今までは、自公政権が両院の過半数をもっていたので、自公で協議した段階で決定していました。 米国では大臣を含め、連邦金融準備委員会の理事長?などは、該当上院委員会で、各議員が、考え方や過去の経歴を含め質問をして、最終的に承認などをしています。 今回、衆議院は自公、参議院は反自公集団が多数になったため、民主党などの承認なしには日銀総裁は指名できなくなりました。鳩山民主党幹事長の会見のように、候補者を国会に呼んで、各該当委員(議員)の質疑応答によって決めることに賛成します。まずは候補者の考えや情報を公開して、最適な方を承認して欲しいものです。これによって少しは自公政権べったりや官僚の天下り総裁では承認されないと理解されるでしょう。 以下記事転載 「日銀総裁候補者に国会で答弁を」・鳩山幹事長 民主党の鳩山由紀夫幹事長は10日の記者会見で、2008年3月に任期切れを迎える日本銀行総裁人事について「候補が適当かどうかを(国会での)委員会で本人の意見を聞いて判断したい」と述べた。議決前に候補者の意見を国会で聞く機会を設けるべきだとの認識を示したものだ。 候補の1人に取りざたされている竹中平蔵前総務相に関しては「政策で同意できなかった部分が多い。不適当ではないかという思いも多くの民主党議員は持っている」と反対する考えを述べた。鳩山氏は3日の記者会見では有力候補とされる武藤敏郎副総裁の昇格に反対する意向を示している。 日銀総裁人事は衆参両院の同意が必要な国会同意人事の一つ。高木義明国会対策委員長は候補者の推薦も検討していくとした。(22:11) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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