赤福は有名ですし、今年伊勢参りをしたときも、本店で並んでたべました。昔は伊勢か大阪駅などでしか購入する事ができない商品でした。関西に出張した時は、いつも赤福をお土産にしていました。

最近は、冷凍技術の発展で、どこでも購入できて喜んでいましたが、その冷凍商品を中心に製造日の改ざんをして、利益確保に走っていたとは驚きです。それも一部の工場だけではなく、会社ぐるみでやっていたとは、情けないことです。

不二や問題が発生して、食品業界が規律を強めていたにもかかわらず、ズート違法行為を認識しながら製造日を改ざんするなど、誤って済ませれる問題ではないと思います。あれだけ、伊勢を中心に地域貢献していると信頼していた伝統が、一挙に崩れてしまいました。

経営陣の退陣はもちろん、社会的な制裁を課することを強く望みます。

以下記事転載

赤福、１月に改ざん一部中止・「不二家」不正発覚後

　老舗和菓子メーカー「赤福」（三重県伊勢市）が商品の製造日を偽装していた問題で、大手菓子メーカー「不二家」による期限切れ原料の使用が報道され、問題化した１月下旬、偽装の一部を中止したことが13日、分かった。

　また社内で偽装した商品が区別できるよう、包装紙に印字された消費期限の日付の末尾に、ピリオドが付けられていたことも判明。農水省は、赤福が違法性を認識していた可能性もあるとみている。

　赤福の浜田典保社長は12日の記者会見で、偽装の一部中止を認めた。しかし「不二家の問題を受けての対応ではないか」との質問に対し「われわれの自主的な判断」と関連を否定。

　「以前から冷凍の割合を減らしたいと考えていた」と述べ、工場の生産体制整備の一環と強調した。

　同社によると、工場から配送車で各販売店舗に出荷した製品のうち、工場に戻ってきた残り分について、１月27日以降、偽装を中止した。

　同社は配送車の残り分と工場から当日出荷されなかった商品を、冷凍庫で最大２週間保管した後に解凍、解凍日の日付を製造日として記載し直して再出荷する手口で偽装を行っていた。

　工場内の余った商品については、農水省の調査を受ける９月まで偽装を続けていた。〔共同〕