カテゴリ:経済
ホンダが稲藁などの利用で、バイオエタノールを低コストで量産できる技術を開発、2010年を目途に実用化を目指すそうです。今までも、色んなところで間伐材やサトウキビの廃材利用のテストプラントは稼動していますが、まだコスト的に難点がありました。海外では、トウモロコシの実の部分を利用してバイオエタノール生産を事業化していますが、その結果として世界的な食糧危機を招いています。 この技術が確立、応用できれば、日本もやっと資源立国になりそうです。休耕田を利用して、量産できる雑稲を開発して、飼料や米によるパン、麺類を開発。その残った稲わらや間伐材の繊維をりようした、バイオエタノール生産、そのかす廃材利用で、発電用チップ・・・・循環的な生産工程が出来そうです。 これにより、農業自給率の向上と自前の燃料リサイクル利用で、日本全体が潤うし、地球環境保全にも役立つのではないでしょうか。 このような技術開発や商業化に、暫定揮発油税を集中的につぎ込む方式なら、税金も生きてくるのではないでしょうか。世界的にみれば、治水問題がありますが、ここにも日本の技術を生かせばイイナーと思います。 以下記事転載 ガソリン代替のバイオエタノール、ホンダが植物廃材で量産 ホンダと独立行政法人の地球環境産業技術研究機構(RITE)はガソリン代替燃料のバイオエタノールを低コストで量産できる技術を開発した。稲わらなどの植物廃材を原料に、1リットル当たりの生産コストを国際競争力のある30円程度に抑えられる。原油価格の高騰でトウモロコシなどを使うバイオ燃料の需要が拡大し、食糧価格を押し上げている。省資源と温暖化ガス削減につながる技術として2010年をメドに実用化を目指す。 ホンダの全額出資子会社である本田技術研究所(埼玉県和光市)とRITEが開発した生産技術は、雑草や稲わらの繊維質をすべて1回の処理でエタノールに変えることができる。繊維質の種類ごとに処理する従来方式に比べ生産効率が上がり、稲わら1キログラムから約400ミリリットルのエタノールが作れる。(07:00 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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