カテゴリ:経済
原油価格の投機が止まりません。先日の新聞には、アメリカの政府系委員会が、原油投機に違法性がないか、調査を開始するとの報道がありましたが・・・どのような方法で違法性が立証できるかわかりません。今の何十倍もの原油市場の創設と、現物支給期間の短縮は出来ないのでしょうか。 昨夜のテレビで、対馬のガソリン価格は197円と表示してありましたし、公共交通機関の乏しい地方での影響が特に心配です。皆で集り乗り合わせて行く等の防衛策しかないのでしょうか。 もう少し、コンテナ貨物やフェリーを利用して、利便性よりも、経済性にウエイトを変更して欲しいものです。今後は、消費市場や観光市場の萎縮が心配です。 以下記事転用 車離れにスタンドも悲鳴...ガソリン200円時代現実味 (夕刊フジ)
6月のガソリン価格上昇は、新日本石油などの石油元売り各社が、ガソリンの卸売価格を前月比で12-10円超引き上げたため。
東京都大田区の出光興産系列のガソリンスタンドは1日、レギュラーを1リットルあたり15円引き上げ174円にした。給油に立ち寄った会社員の男性(57)は「ガソリンは高くなったという印象だ。これからは車を使うのを控えないといけない」と話した。このスタンドを経営する会社の林彰社長(57)は「お客さんは本当に価格に敏感で、節約が一層進むのではないか」とガソリン離れを心配する。
石油情報センターによると、5月26日時点のガソリンの全国平均小売価格は160.3円。6月の調査で170円を超えることは確実だ。170円台は、1982年秋、第2次オイルショックの影響で東京都区部平均の平均価格が177円(総理府=現内閣府調べ)になって以来という。
原油価格は、米国先物市場で5月21日に1バレル=135ドル台まで上昇。1年前の約2倍、2002年当時と比べると6倍にもなっている。石油元売り各社は仕入れ値が急上昇しているという状況では、卸売価格の引き上げに踏み切らざるをえない状況だ。
米投資銀行のゴールドマン・サックス証券が「原油価格は6-24カ月以内に150-200ドルになる」との見通しを発表しているように、原油価格の上昇はまだまだ続きそうな感じ。「原油価格が200ドルまで上昇すれば、ガソリン価格は220円まで上昇する」といわれており、ガソリン200円時代は現実味を増している。
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