カテゴリ:経済
既報ですが、ホンダなどが開発した稲わらや雑草を主原料としたバイオ燃料製造プラントを利用して、出光と三菱商事が共同で工場を作ることが決まりました。ぜひ成功して欲しいですね。 日本では、木材チップ(主に廃材や製材所の木くず)を利用した小規模【大規模だと運送費が馬鹿にならない)の発電プラントが稼動していますが、まだ間伐材搬入のコストがでなくて、商品が足りないみたいです。 今回も、工業はどこに作るのでしょうか。北米、中国、東南アジアのどこかになりそうですが、これで、CO2削減の権利は日本に入るのでしょうか。それとも生産国になるのでしょうか? バイオ利用の場合、発電がいいのか、燃料生産が効率がいいのか、総コスト計算をする時代ですね。 以下記事転載 出光と三菱商、非食料バイオ燃料を量産 100億円投じ工場 出光興産と三菱商事は食料を原料としないバイオ燃料の量産に乗り出す。ホンダなどが開発した稲わらや雑草を原料に使う生産技術を導入。北米やアジアを候補地として世界最大級の工場を建設、2011年にも日本などに出荷する。温暖化ガス対策や原油高に伴うバイオ燃料の需要急増は世界的な食料価格上昇の一因と指摘されている。米デュポンなどが非食料系燃料の量産を計画、日本政府も実用化推進を表明しており、普及へ向けた国際競争が加速する。 出光と三菱商事は、ホンダ子会社の本田技術研究所(埼玉県和光市)と地球環境産業技術研究機構(RITE)からバイオエタノールの量産技術の供与を受ける。原料を大量に安く調達できる北米か中国、東南アジアの穀倉地帯に一貫生産設備を建設する計画。生産能力は年20万-50万キロリットルと世界最大級になる見通し。総事業費は100億円程度とみられ、近く候補地を絞り込む作業に入る。(07:00) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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