カテゴリ:政治
必要な車は道路特定財源ではなく、本予算から購入するのがすじでしょうが、国交省は1400台以上を道路財源より購入。なかなか、一般企業の商用車として利用しない高級車〔400万円以上)も80台以上購入していた模様です。 まず、破棄するにしても、必要のない高級車や、走行距離の短い必要でない車を、ネットなどで売るような知恵はないのでしょうか。 以下記事転載 バカじゃないか道路役人!高級公用車を大量300台"廃棄"処分 (ゲンダイネット)道路役人の高級車三昧には、ア然だ。国交省が道路財源でチャッカリ購入していた公用車1426台の全容を公開したが、ナント、購入価格400万円超の高級車を83台も保有していたのだ。 最高価格は「広島国道事務所」が04年に購入したトヨタの最高級ミニバン「アルファード」で、551万円なり。車種の内訳も、トヨタの「クラウン」(104台)を筆頭に、日産「セドリック」(41台)、「アルファード」(84台)、日産「エルグランド」(32台)と庶民には手が届かない高級車がズラリ。 こんな仰々しい車を天下り先企業のドライバーに運転させ、工事現場に駆けつける道路役人は一体何サマなのか。 この無駄遣い、問題は国交省の"落とし前のつけかた"。これが何ともドロ縄でトンチンカンなのだ。 「道路財源の猛批判を受け、国交省は今年4月に『今後3年間で約2割、約300台を削減する』と決めたのですが、そもそも『2割』という数字の根拠がゼロです。本来、保有車両の走行距離や稼働日数を把握した上で、本当に必要な公用車の数をハッキリさせるべき。国交省の役人は『まず、数字ありき』で、『これだけ減らせば、文句ないだろう』という態度なのです」(野党関係者) 当初、冬柴大臣は「年間走行距離数2万6000キロ未満を基準に削減する」と話していた。あまり走っていない公用車は削減するというのだが、民主党の大久保勉参院議員が「大宮国道事務所」の公用車の運行状況を調べたところ、基準を超えた車両は1台だけ。保有30台の3分の1は1万キロ以下で、2000キロ未満の車が6台もあった。 走行距離を基準にすれば、「大半の公用車が削減対象となる。つまり、使われていない公用車がそれほど多いことが分かった」(野党関係者)のが現状だ。 削減の仕方も問題だ。国交省は「耐用年数が過ぎた車両から廃車に回す」(道路局国道・防災課)というから、ぜいたくな話。06年度には110台もの新車を購入し、耐用年数とされる「走行5年」未満の車両はゴロゴロある。約300台をしゃくし定規に廃車に回せば、高級車購入に消えた億単位の税金をドブに捨てるようなものである。 そんなこんなで結局、国交省は「まだ1台も削減していない」(道路局国道・防災課)という。バッカじゃなかろか。 【2008年6月26日掲載記事】
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