カテゴリ:政治
予算編成その他、絶大な権限のある総理が、所信表明演説で権限のない野党民主党の政策に逆質問をしたそうです。なんだか焦っているのか、麻生自民党の政策に迷いがあるのでしょうか? 自民党の税策では、今までの権益を守りながら、消費税を上げずに大型予算を組むためには大幅な借金【国債)をするしかないですから、焦るのは当たり前です。野党民主党は国民生活を第一義として、特別会計を含んだ220兆円の予算を例外なく見直すことで22兆円の新規大型予算を組み替えようとしています。これしか、今からの日本の生きる道は無いですね。 総裁選で麻生総理は民主党の政策をつまみ食いした考え方を表明していましたが、公社公団を抜本的に改変しなから、官僚のお金を国民のお金にするくらいの平成維新を起こさない限りジリ貧日本しかないでしょう。 小沢民主党の政策がすべて正しいとは思いませんが、政権交代で、いままで60年間の権益【特に官僚組織の)を完全に見直してみることは絶対に必要です。早く総選挙をして政権交代してほしい。その時はこのブログ閉鎖できるし・・・ 以下記事転載 麻生首相が小沢代表にけんか売った!所信表明演説で掟破りの逆質問 (スポーツ報知)麻生太郎首相(68)が「小沢民主党」に"挑戦状"を突きつけた。29日午後、衆参両院本会議で行った就任後初の所信表明演説は、民主党へ逆質問を連発。前代未聞の演説は完全なケンカ腰で、次期総選挙を念頭に置き、民主党・小沢一郎代表(66)との対決姿勢を前面に出した。前日(28日)に中山成彬前国交相(65)が"失言辞任"したばかりの大荒れの永田町。衆院解散が秒読み段階と言われても「オレ様首相」はどこまでもワンマンだった。 内閣発足5日目での中山前国交相の辞任劇で"崖(がけ)の上"に立たされた麻生首相だが、そんなのお構いなしの「民主批判」だ。 手始めに、過去の国会運営について「政局を第一義とし、国民の生活を第二義、第三義とする姿勢に終始した」と糾弾。「与党との合意形成のルールを打ち立てる用意が、民主党にあるか。国民は瞳をこらしている」と迫り、まずは衆院解散時期を左右する本年度補正予算案への賛否を示すよう民主に強く求めた。 異例の演説に野党席からは「最低の所信表明だ」「早く政権を渡せ!」などヤジが乱れ飛んだ。それでも麻生首相は声高に「民主党に要請します」などと挑発するように逆質問を続けた。 演説で「民主党」は12回登場。大演説をぶった麻生首相はしてやったりの笑みで降壇。小沢代表は目をつむって演説を聞き入り、終了後の記者団の問いかけを黙殺した。 従来型の所信表明は政権スローガンを示すのが通例だが、逆質問連発の麻生首相は就任初日の閣僚名簿発表に続き、アピール作戦を展開。やり玉に挙げられた民主党からは異論が噴出し、議員歴38年の渡部恒三最高顧問(76)は「所信表明で首相が質問したのは初めてだ」とあっけに取られた様子。鳩山由紀夫幹事長(61)は「"代表質問"的な所信表明だ。もう野党の準備をされているのかな」と皮肉った。 中山前国交相の辞任から一夜明け、与党内では政権への打撃を考慮し、代表質問終了日の10月3日に衆院解散の観測が流れるなど永田町は緊迫ムードだが、麻生首相は一大決戦を党首対決に持ち込みたい思惑を持つ。 数日前、関係者に「オレが前面に出て小沢との対決をクローズアップさせていけばいい」と選挙の必勝シナリオを葉巻をくゆらしながら自信たっぷりに語ったという。 一発目の国会演説で「麻生流ケンカ戦術」を披露したが、田中真紀子元外相(64)は「選挙が近いから浮足立っているという感じしか受けない」とあきれ気味。自民党内でも「首相は小沢とやり合えば、支持率が上がると思いこんでいるが勘違いだ」(ベテラン議員)の声も。だが終了後、麻生首相は「党首討論が最近ないので直接聞けるのはこういう時だ。答えていただけると思っている」とニコニコ顔だった。 小沢代表は10月1日の代表質問で、首相の異例の「逆質問」を一切無視して、次期衆院選のマニフェストを公表する方針だ。
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