景気の悪化が現実に
昨日、友人の印刷会社が3月末で廃業すると 電話がありました。所有する土地、建物を売却して、借金などを清算するそうです。60歳なので田舎に戻るそうです。3年前に息子を他社から戻したのが気がかりです。また、自動車関係の2次下請け【金型製造)では、増収増益基調が一変し、今では残業なしで週休3,4日にするようです。もちろん、「中小企業緊急雇用安定助成金」を申請することで、雇用は守りたいといっていました。建築関係では、昨年末に3件 倒産。地域では大手の空調施行会社も、雇用を守るため、週休3,4日とし、助成金を申請するようです。すごい勢いで、自動車、電機を中心とした製造業の生産調整、建築、不動産関連の倒産が起こり、中小企業は大波をかぶって大変です。先が見えないのが一番不安です。経営改善の限度を超えた 急激な実経済の変化についていくのは大変です。当社の売り上げも、通常でしたら半分以下になっていたと思われます。タイミング?よく、1階店舗を貸し出すことができ、安定的な利益が少しでも確保できそうです。2階営業のためか、売り上げは2割程度しかありませんが、社員なし状態なので、致し方ないと思います。ここで頑張るのが良いのか、どこまで頑張れるのかが・・・今が経営者としての試金石なのでしょう。