米軍への思いやり予算の無駄を明らかにして欲しい
思いやり予算は、年度を越えて、衆議院で可決され、参議院が反対しても、成立のみとうしになりました。参議院では、充分な審議をして、思いやり予算の無駄なないようについて、国民の前に明らかにして欲しいものです。2083億円を米軍の意のままに一括で上納するのではなく、具体的な事項を精査して、来年度、米軍との交渉に役立てて欲しいものです。以下記事転載<思いやり予算>民主党が反対方針...娯楽施設の給与負担問題 (毎日新聞) 民主党は1日、在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)の根拠となる特別協定承認案に反対する方針を固めた。前回06年まで特別協定承認案には賛成していた。基地内の娯楽施設の従業員給与負担などを問題視し、初の反対に踏み切った。 民主党は2日午後の「次の内閣」の会議で反対を正式決定する。政調幹部は「日米同盟は日本の安全保障の基本で正当な負担はすべきだ」とした上で「娯楽施設の人件費やグアムへの米軍移転費用などを負担する根拠が薄い」と、反対理由を説明している。 特別協定承認案は2日の衆院外務委員会で与党の賛成多数で可決される見通しだが、参院では共産、社民両党も反対する方針で、否決される見通し。ただ協定は条約の一種で、憲法の規定で参院が否決しても衆院の議決が優先される。 思いやり予算は08年度予算に2083億円計上されているが現協定が3月末に失効し、1日から空白状態となっている。【田中成之、小山由宇】 [毎日新聞4月2日]