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カナダとほほ暮らし

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2013.04.16
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カテゴリ:読書



あまり目的もなくアマゾンを見ていて

銀色夏生の本に

再会した


私が知らない新書が沢山あって

中身チェックしなければ

気がすまなくなった


キンドル版もわりとあって

驚いた

他の有名な作家の本でも

あまりキンドル化されてなかったりするのに

銀色夏生の詩集を

キンドルで読めるとは


まだ人気が続いているってことなんだろうか

そうなんだろうな


もうどの辺りまでの本を読んでいたのかも

思い出せないけれど

つれづれノートがまだ出ているのに

びっくりする


途中で読むのを止めちゃったんだよな

最近はどうなってんだろう

気になる


もう子供たちも成長してるみたいだし


すごく不思議だ

別に知り合いでもないのに

銀色夏生のつれづれノートを

最初から読んでいたってだけで

なんか

親しい感覚がわく

登場人物の名前をみると

なつかしくなる


銀色夏生の日常生活の日記は

こうやって本になって

出版され続けていて

売れ続けているけれど


私が書く私の日記やブログは

本にならない

本でも売れない

誰も読まない

だろう・・・


何が違うというのだ!


彼女の人生は面白くて 

彼女の言葉からは何か特別な意味が生まれるからか

彼女の写真はすばらしくて

彼女の詩には貴重な世界があるのか


中学生の頃から

銀色夏生の文庫が出るのが楽しみで

かばんの中にいつも

その時の気分にあった文庫を持っていた

節約してためた小銭で

新書が出たら買って

自分で好きな雑誌なんかを使ってカバーをつけた


今読んでも

その初期の頃の詩集や写真が

とても好きだ

私が写真を撮り始めたのも

銀色夏生の本をみたせいだ


今でもたぶん

写真を撮っているときには

銀色夏生の世界のあの写真に言葉がかぶさっている

イメージが

頭のどこかにあるような


銀色夏生の詩集にある写真のイメージに

あこがれたのだ


つれづれノートを

続けて読んでいた頃

彼女の人生が

どんどん変化していくことが

驚きだった


恋人の出現

結婚や出産

そして離婚や

再婚

出会い

別れ

引越し

子供の成長。。。。


彼女の人生は本の中の物語のようだったけれど

どんどんいろんな出来事が起こっていて

流れていって

私はそれを読んでいる読者で

自分の人生には

同じような出来事は

特になんにもおこってくる様子がなかったのを

覚えている


何が違うって言うのだ


きっとそれが違いなのだろうか


私はいつも誰かの映画の鑑賞者のようで

誰かの本の読者のようで

自分の人生の主人公の気持ちが全然しない

傍観者の気がしている


いつまでも

作り出すほうじゃなくて

作り出されてるものを見ているだけってことか


実家の本棚には

まだ銀色夏生の文庫が前のまま

並んでいるだろう

銀色夏生の最近の本が読みたい








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最終更新日  2013.04.16 06:41:47
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