『パワーチェック』その② 「ご老体、若返る?」編
この日記は、『パワーチェック』その① 「遠路はるばる」編の続き(続編)となります。ダンダ号の測定が終わったので、いよいよ超ご老体(14.8万km=148歳(1000km=1歳換算))の我が14Rの番です...ドキドキ💦💦セット完了!デジカメ📷を測定室内に設置し、撮影準備も完了!エージングも終わり、いよいよです!..ドキドキ💦💦デジカメの電池も劣化が進んでいるので、途中で電池🔋切れにならないか心配で、更にドキドキ💦💦幸い、電池🔋は最期まで保ってくれました...(〃´o`)=3 ホッ。その時の動画はこちら(↓)です。傾いているのは...以下同文。無事測定が終わりカノウさんが入口の扉を全開にしつつ出て来て...あれ?あれれ?...また扉を締め始めたぞ!?😲💦「空気を入れ換えてもう1回計ります」と言い残し、扉を閉めて再び中へ...😲エッ!?...一体何が...事態を良く飲み込めない内に「追加測定」が始まりました。※測定が終わったと思いデジカメ📷を回収してしまったため動画はありません「追加測定」を見ている間、色々な考えが脳裏をよぎります。『あまりにも結果が悪かったから、念のための再測定?』『気になる事(振動?異音?異臭?)があったから再測定?』前回の測定で急激に『老化』(性能低下)が進んだので、悪い事しか思い浮かばない私...😨💦💦追加測定も終わり、少し待っているとカノウさんが測定結果(プリントアウト)を手にしながらが出て来ました。(※以下、「」はカノウさんのセリフ。『』は私のです)「お待たせしました。では測定結果をお伝えします」「まずは最初の14R(ダンダ号)ですが...」 〔以下前回の日記(↓)へと続きます〕 「パワー&トルクカーブ、空燃比も特に問題はありません」 「アフターファイヤーを抑えるセッティングなのが分かります」 「サブコンを使わないと出来ない空燃比ですね」 「だた、チェーンが...」「...以上です。本日はありがとうございました!😊」と背を向け、また測定室へ戻り、おもむろに片付けを始めるカノウさん。『ダンダさん、チェーンはちょっと心配ですが、エンジン自体は 問題がさなそうで良かったですね!。今日は遠くから来て頂き ありがとうございました~😊 ...って ヾ( `ε´ )オイッ!!』「あれっ!? 何か忘れてます、私?😏」...と言う「漫才」が展開されました...😅。「では、”ヘタレおじさん”の14Rの結果ですが...」「因みに、(結果は)どうだったと思います?😏ニヤリ」『う~ん...車検後確かにスムースさと力強さが戻った(増した) 感じがします。ただ”色々交換した”事によるプラセボ効果も あるでしょうし...」『”復活!”と思いたいですが、何せ15万km走った車体なので ”元通り”と言うのはまずあり得ないでしょうし、ぬか喜びは 寂しい(虚しい)し...』『良くて現状維持(前回と同じ位)、現実的には前回同様5%位 悪化...と言う感じでしょうか?』「...で、結局どっちだと思います?😏ニヤリ」『う~ん😞...現状維持でいて欲しいなぁ...』「ファイナルアンサー?」...「ファイナルアンサー??」『(゚Д゚;)エッ?そう来ます?じゃ期待を込めて”現状維持”で!😁』少し焦らし気味に測定結果(紙)を差し出すカノウさん。...完全にイジられてますね、私...😅。結果はこうなりました。※グラフが1本なのは「3回ともほぼ同じ結果でしたので」との事でした...(゚Д゚;)エッ?...なんと!再び『200ps』を超えましたぁ~!😆 201.4hp=204.2ps=150.2kW @10,440rpm 16.0m.kg @7,731rpm因みに過去との比較。前回が明らかに今までと違っていて、急激に悪化した事が分かります。特に空燃比(下のグラフ)では、9,000rpm付近で異常なふらつきがあり、何か不具合が発生しているようにも見えます。それが、今回は好調だった頃に近い状態に戻った感じで、異常なふらつきも無くなっていました😄。 ※毎年通っていると、こう言う(経年比較)サービスを して頂けるのもありがたいです😊最初はこの「期待以上」...と言うか「想像を超えた」結果を直ぐには信じられず(冷静に考えればあり得えない事ですが、かなり焦らされ&イジられていたので...😅)、カノウさん、何か小細工した?なんて失礼な事を考えてしました...😅。「乗って直ぐ、前回とは違うことが分かりました」「2速、3速とギアを上げ、アクセルを開けて行く時のパワーの 出かたが明らかに力強くなってました」「やはり『適切なメンテナンス』と『(エンジンを)適度に回す』 ことが秘訣なのかもしれませんね」と、説明して頂いたカノウさんの顔も、心なしか嬉しそうに見えたのは...「親バカ」の証しですね...😅。少し若返った?14R、パワーチェック、お疲れさま!そうそう、「ガーディアンズベル」を付けた事を話したら、「もしかしたらその効果かも?1回外して計ってみますか!」なんて会話も😄。心配だったクラッチ(減り)ですが「滑りも無く、大丈夫です」とお墨付きを頂いたので、その点も一安心です。その後も暫し、三人で楽しいお喋りをさせて頂きました😊。遠くからお越しのダンダさんはそろそろ帰路に着かないと暗くなってしまうので、お開きとなりました。引き続き、気をつけお帰り下さい(^^)/~~~ダンダさんを見送り、カノウさんに『来年の今頃、きっとまたこの14Rと来ま~す!』とご挨拶をして私も帰路に。帰宅後、過去との比較をした結果、こんな感じにになりました。さすがに『全盛期』には及びませんが、それに近い状態まで戻ったのがここからも分かります。また、今回の「若返り」で「前回の落ち込み」の特異さが際立つ結果にもなりました。ここからは『素人の私見と空想』になりますが「若返った」要因を考えてみようと思います。今回(前回の測定から)何を変えたか、ですが(一般的な消耗品交換を除いて)、前回の結果でカノウさんから頂いたアドバイスを受けて、自分なりに考えた結果...・イグニッションコイル・O2センサー・吸気温度センサー・ヒューズを新品交換しました。更に効果は「?」になりますが、今までとの違いとしては...・各種コネクタの清掃・MOTUL 300V初投入もあります。この中での一番の候補(功労者)は「イグニッションコイル」と「O2センサー」な気がしますが...どうなんでしょうかねぇ?😅そんなこんなで、予想外に嬉しい結果となった今年の「健康診断」(パワーチェック)でした。15万km近い距離を走っても、設計馬力(200ps)をほぼ維持している14R。Kawasakiの技術力と耐久性能の高さに脱帽です!『前回の落ち込み』が一過性なのか、それとも『今回の復活』が一過性なのか、来年の「健康診断」も、今回と同じ位ドキドキしそうです。贅沢な悩みなのは承知してますが...😅。参考にこれまでの「パワーチェック」系の日記をまとめてみました。お暇な時にでもどうぞ! 第1回『健康診断』…196.1ps 15.5m.kg (2015/02/11) 第2回『健康診断』…197.3ps 15.6m.kg (2015/04/30) 第3回『健康診断』…200.2ps 15.8m.kg (2015/12/17) 第4回『健康診断』…204.9ps 15.9m.kg (2016/12/19) 第5回『健康診断』…200.5ps 15.7m.kg (2017/11/25) 第6回『健康診断』…205.7ps 16.3m.kg (2018/01/12) 第7回『健康診断』…205.3ps 16.0m.kg (2019/01/22) 第8回『健康診断』…206.7ps 16.0m.kg (2020/01/13) 第9回『健康診断』…196.6ps 15.5m.kg (2021/01/08) 第10回『健康診断』…204.2ps 16.0m.kg (2022/01/30)←今回 過去(2015年12月~6回分)の『パワーチェック』まとめ動画 (2018/02/17)