へいちゃんのロサンゼルス留学日記。

２週間前くらいに、とあるテストを受けた。

クラスが無かったので、テスト結果を先生のオフィスに聞きに来るようにと言われていた。

そのテストに受からなかったら、もう一度受けれるけど、かなりつらい。

受かればもう、授業にも行かなくてよくなる。

でも、あんまり自信が無くて、どうせもう一回受けなきゃなぁって思ってた。



先生のオフィスに聞きに言ったら、あっさりと「落ちた」と言われて、次に頑張れるように、どこが駄目だったか、どんなウェブサイトが役に立つか教えてくれた。


大体はよかったと励まされても、パスできなければ一緒。

でも、どうせ落ちたなって思ってたから、しょうがないなって、そんなに結果を聞いてもショックではなかった。

私のテストをペラペラとめくり、すごい早いスピードで説明してくれる先生。



でも・・・・


なんかが・・・・・・



おかしい。









こんな事、書いたっけ？




？



？



？



何度も何度も、じっとテストを見てみる。


でも、自分の字だよなぁ。



でも・・・・



違う気も・・・・・



でも、自分の字・・・・っぽい




結局、またテスト頑張ってといわれて、テストをやっと手に渡されたときに、もう一度中を見てみた。



「・・・・・・・・っ！！！」


「自分のじゃない・・・・」




そう、やっぱり間違いだった。

でも、どうせパスじゃないよね。




って思ったら、


先生「あらごめんなさい、あなたパスよ」

って、


私「へ？・・・・・まじで？」




どうやら、地獄から天国へ押し上げられたみたい。


で、オフィスを出て、エレベーターのところでクラスメートに会った。

友達「どうだった？」

私　「うん、パスしてた」

友達「おめでと～～～」と言ってハグしてくる。

私　「ありがとう・・・・・」

友達「私が思うには、今回はほとんどみんなパスしてると思う」

私　「うん、落ちた人も居たみたいだけど・・・・・」

友達「え～、本当に？　でも、まぁ、行って来る。じゃぁね」

私　「グッドラック・・・・・・」






さっき、


先生が


間違えたのは


この子のだったなんて、


決して言えなかった。




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