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よくよく思い返すまでもなく、私は反抗期のひたすら長い女でした。
中学生くらいから始まって、そうね、多分22・23位までやってたと思います。 高校の頃、友達がふられて、みんなで野球観戦をしに行く事になりました。 わりかし門限に厳しい家でしたので、珍しく素直にほんとの事を話しました。 こういう事情で、遊びに行きたい。と。 駄目 と言われてめげずに 交渉してみました結果、条件がつきました。 7時の電車に乗る事。 当時の野球場は、駅から離れた所にあり、バスでやってきた近鉄の野茂を見て 歓喜する友達の横顔を見た約一時間後、球場を後にしました。 みんなと別れて、一人帰る電車の中、帰らなければならない事がくやしかったのではなく、 本当の事を言ったのに、理解してもらえなかった事が、くやしかったように覚えています。 それ以来、本当の事は、言わないように。 友達が悪く言われる事のないように。自分が悪く言われる事のないように。 ついた嘘をつきとおす、そんな反抗期を続けました。 今に話が戻るのですが、どうやら、私は本音で話す事がとっても苦手らしいというを発見しました。 特に女性といると気詰まりを感じる事がとても多いです。 それは本音で話さなければならないというプレッシャーを常に感じているからです。 だから、男の人と話をする方が好きなんだと思っていたのですが、それもまた違っていることに気がつきました。 男の人に対しては本音を言わなくて、いいと思っているんです。 男女差別の世界です。 今日気がつきました。 そう思えば、長い反抗期も納得です。母は女性なので、本音を言わなければならないと思っていたのです。 だけど、言えないから反抗してたんです。 本音なんて、言いたい時に言えばいいし、言いたくなければ言わないといい、誰に対しても。 誰が考えてもわかるような事、なんてないです。 自分の人生は、人の人生を小さい穴から覗いて、自分で想像し、構築していくようなものなのかなぁって思います。 結局は、その人にとって見たい事しか見えないのかもしれません。 無理して本音をいわなくていい。 若干説明不足なんですが、後は想像におまかせします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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