ぐ

なにげに言った一言を自分で振り返ってどん引きしました。先日。
それは友達に言った一言で。
なにやら悩んでいるような、道を決めかねているような
そんな感じで。

ちょうど一年前の私のようで。
何かを始めると決めたときに。
軽々しく人に言えないこともある。
それはきっと私の性格でもあるとおもうのだけど。
人が心配したり、危惧したり、
何かが形になる前の一歩か、二歩前くらいの状態。

形になれば、人を納得させれる言葉ができればちゃんと言える。
だけど、その前。
そこはいつも内緒にしていたい。

そんな私はこの一年秘密主義者でやってきた。
過去にも何度か通してきたこの秘密主義者。

友達もなにやら言いたげで、うまく言えないようで。

思わず言ってしまった一言
「話できるようになってからでいいよ。私もみんなに言えなかったことたくさんあるよ」

言ってしまった後すごく後悔することしきり。
次の日、理由を伝えて、ごめんねとメールした。

秘密主義でいることとは全く別にして。
そんな私の性格を分かったうえで、何も聴かないでいてくれた友達に感謝しなければいけなかった。
何気に言った一言に自分一人でやってきたんだという、おごりがあったことが
すごく気持ち悪かった。

話したい時は聴いてくれた。
聴いても答えないときは、聴かないでいてくれた。

仕事を辞めて学校に行き、お金がないんです。と三十路にしてはいかがなものか、な主張にも
ちゃんとつきあってくれた。
何も持ってこなくていいから、飲みにおいでと声をかけてくれた。

すまんね。ほんと。
ありがたいことこのうえないよ。

来年もあんた達と飲みたいよ。
ほんと、いい一年だったよ。