カテゴリ:育児 2歳~&0歳~
何だか、とっても長い日記になってしまいました…
ネイのイヤイヤのことですが、こちらに帰宅した直後が一番ひどかったです それまでは、ちょこちょことしたイヤイヤはあったものの、それほどひどいものはありませんでした。 実家で、おばあちゃんとかに 「オムツ換えないー!」 と叫んでても、私には素直に換えさせたりしてたし。 が、自宅に帰った直後。 反抗というよりは、あらゆることにイヤイヤ。 「ご飯、食べてしまおうね」 「イヤー!もう食べない!!」 「あ、そう。じゃ、ごちそうさまね」 「イヤー!お腹すいたー!!」 「なら、食べよう」 「お腹いっぱいー!いらないー!!」 「じゃ、ごちそうさま…」 「お腹すいたー!!ぱべるー!!」 …延々、小一時間… 同じように、トイレでも(まだオムツはずれてません) 「トイレ行こうね」 「イヤー!出ないー!」 「じゃ、いいよ」 「イヤー!トイレ座るー!!」 「じゃ座ろう」 「出ないー!座らないー!!」 「だから、出ないならいいってば」 「お尻むずむずー!座るー!!」 …延々… 歯磨きも、 「歯磨きしよう」 「イヤー!!」 「じゃ、しないの?」 「するー!!」 …… 寝る時も、 「ねんねしよう」 「イヤー!眠くないー!!」 「まだ寝ないの?」 「眠いー!!寝るー!!」 …… とにかく、いくら要求を受け入れてあげても、常に反対のことを繰り返すんですわ。 放っとこうとしたら、すがりついてギャーギャー泣くし、寝ようとする時なんか階段の途中でジタバタするもんだから、危なくて放っとくにも放っとけない。 ひどい時は1~2時間ギャーギャー言い続けてるし、こんな感じだから食事と歯磨きが終わるのに3時間以上かかったりとか… コウにも手がかかるのに、こりゃ私の身がもたんと思ってたところ、市の新生児訪問がありました。 この保健師さんが、優しい人で、 「まず、お姉ちゃんのことで、困ったり大変なことはありませんか?」 「他には、大変なことはありませんか?」 と、とても丁寧に話を聞いてくれました。 なので、早速ネイのイヤイヤを相談。 「そうですか。今までは実家で大人に囲まれて、お姉ちゃんも頑張ってきたんですね」 いろんな人に構われて嬉しいんだろうと思ってたけど、大人の目が多いと、ストレスにもなるらしい。 私は今まで、危険なことと直接人に迷惑をかけること以外は特に叱らず、ネイもそんなに困ったことはしなかったので殆ど叱ったことはなかったけど、実家ではネイも時々怒られてたし、私も 「ちゃんとしつけしなさい」 とか言われたりもしてました。 すると、保健師さんは 「今は厳しくしつけるよりも、まず受容するのが大事と言われてます(←それはとても共感)。 ネイちゃんも、今まで大人の間でとても頑張ってきたんでしょうから、たくさんほめて抱っこしてあげて下さいね」 実家で奇声をあげたり、つばを吐いた(どうもテレビで見たらしい)りした時も怒られたので、そのことも言ったら、 「怒られちゃったんだねー。テレビでやってたら、やっていいって思っちゃうよねー」 コップを落としたりして叱られたり注意されると、逆ギレしてさらに床に投げつけたりすることを言ったら、 「叱るよりまず、大丈夫?と言って下さいね。 叱られずに心配された?って思いますよ」 最近のひどいイヤイヤのことも相談したら、 「決めきれない時は、放っといて、30~40分もしたら決めてあげるといいですよ」 いや、放っとけないし、決めてあげると更にイヤイヤするんですが… しかも30分どころか、ひどい時は3時間… でも、 「我がままを言うのは、お母さんを信頼してるからなんですよ。 むしろ、言えない場合の方が心配です。 とても良い子育てをされてますね」 と言ってくれました。 まあ、イヤイヤに関して具体的な策はよくわからなかったけど、私もじっくり話を聞いてもらえてスッキリしました。 私は常々、先に信頼関係を築いていないと、叱っても効果はないと思ってます。 私自身の経験でも、信頼関係ができあがっていない状態でいくら厳しく怒られても、効果はないんですよね。 むしろ逆効果だったり。 以下、私の育児態度を書いてみます。 もちろん間違ってるかもしれないし、あくまで私個人の意見です。 まず、私が育児をする上で大事にしていることは、子どもをありのまま受け入れ、愛してることを伝え、信頼関係を築くこと。 自分はここにいていいんだ、受け入れてもらえるんだ、生きていていいんだ、ということをしっかり心に刻ませること。 子どもの自尊心を傷つけないこと。 叱ることより、ほめることを多くすること。 まあ、私はこれとはかけ離れた育児をされましたが(笑) 子どもを愛してることはしっかり言葉と態度で伝えないと、「言わなくても伝わるだろう」は通用しないと心がけてきましたが、最近読んだ本にちょっとした衝撃を受けました。 ある女の子の例が出されてたんですが、 「Aちゃんは、お母さんに余裕がある朝は、きちんと三つ編みにしてもらえ、いろいろ話をしたり頭をなでてもらえます。 反対に、お母さんに余裕がない日は、ぼさぼさ頭のまま学校に出されます。 三つ編みの日、Aちゃんの心はとても穏やかで、いろいろなことに頑張れます。 ぼさぼさの日は、気持ちがとても不安定で、友達とのもめ事も多くなり、いろいろな点で集中力が続きません」 常に愛情をかけているつもりでも、1日や2日余裕がないだけで、子どもの心にこんなに影響するものなのかと… 続けて、こんなことが書いてありました。 ・子どもにとって、愛情は3度3度の食事と同じようなものです。 ・それは、一度にまとめて受け取り、蓄えておけるようなものではありません。 ・実感として愛情を感じて、初めて、しつけが可能になります。 他にも、参考にしてる育児本やブログなどで心に残ってるフレーズ。 ・子どもは、自分の言うことをたくさんきいてもらうと、人の言うことも聞けるようになる。 ・子どもの自尊心を傷つけては、しつけは成立しない。 逆に、自尊心を傷つけなければ、厳しくしつけをしても大丈夫。 ・「ダメ」を使うより、「どうしたの?」を使う(子どもは、いけないことをしたとわかる)。 ・頭ごなしに叱らず、まずは共感して気持ちに寄り添うと、大人の言葉を受け入れやすくなる。 ・親が常に感情的に怒っていると、大人も子どもの自分と同じで感情をコントロールできないと思い、軽く見る。 逆に、冷静に言い聞かせると、大人は感情をコントロールできる、自分とは違うと思う。 ・親は自分のために働いている、赤ちゃんに手がかかるから仕方ないなど、たとえ頭でわかっていても、子どもは愛情を直接実感できないと満たされない。 充分に満たされた子どもは、素直に親の言うことが聞けるようになる。 で、愛情をたっぷり受けて満たされた子どもは、割と反抗期も軽いことが多い(個性があるので必ずそうとは言い切れませんが)ということだったので、ネイはどうかなぁと思ってたら、このイヤイヤ(笑) きちんと向き合おうと思っても、とことん向き合ったらことあるごとに2~3時間イヤイヤされる。 無理だろー、生活できないだろー、と思ってたけど、ほんとにひどかったのは自宅に帰った直後の数日だけで、だんだんおさまってきました。 と同時に、いくつかポイントを発見。 ・私が言うことに対して反対のことを言うので、パペットに言わせる。 ミッキーなどのパペットで声色を使い、 「ネイちゃん、歯磨きするんだってー? 僕が見ててあげるよー」 とか言うと、素直に 「ハーイ」 と手を挙げるw いつも使うと効果がない気がするので、今はイヤイヤされたくないなって時に使うと、割とスムーズにいきます。 ・おだてる。 「ネイちゃん、とってもお利口だねー。トイレ行くの?」 と、最初からほめ倒す。 ・選ばせない。 イヤイヤの時は、よく2~3個提示して、自分で選ばせると良いって言いますよね。 でも、うちは選ばせると 「Aがいいー!」 「イヤー!Bがいいー!」 の繰り返しで、むしろ最初からコレ!って提示した方が、スムーズにいきやすい。 …あんまり他の子には参考にならないようなのばかりだなぁ。 そんなこんなでしたが、最近はだいぶおさまりまして、たまにイヤイヤも言うけど、それ以外はむしろ素直で聞き分けが良くなってきました。 お手伝いも大好きです。 私が教えたり頼んだりもしてないのに、ペットボトルの水がなくなったらゴミ箱に持って行き、更に隣の部屋から新しいのを運んできてくれたり、自分が食べた食器を下げたり、トイレットペーパーの芯を換えたら、ゴミ箱に捨ててきて新しいのを下のホルダーに入れたり。 要するに、私がやることをよく見てて、まねしてるんですね。 ありがたいと同時に、変なことしたらすぐマネされるなーと思いましたw コウに対しても、 「泣かなくてもダイジョブよー、よしよし」 「どしたのかなー?オムツー?おっぱいー?」 とか声掛けしてます。 基本かわいがってくれますが、時々 「コウが泣いてるから抱っこするねー」 とネイのそばを離れると、滅多にやったことない指しゃぶりとかをしてるから、我慢してるところもあるんでしょう。 ちなみに、指しゃぶりは 「やめようねー」 と手をはずそうとしたら抵抗するけど、 「お手手拭こうねー」 と舐めてた手を拭くと、もうしません。 ちょこちょこと、コツがあるんですねぇ。 他にも、みかんやバナナを洗って、皮をむいて、私にもおすそわけを持ってきてくれたり。 DVDを見たいというので、歯磨きしたら見ていいよと言ったら、見終わった後、もう1度歯磨きをしに行って 「歯磨きしたから、DVD見るねー」 と交換条件を出してきたりw CDとDVDは、勝手に自分で好きなのをかけるので、CDは自由にかけさせてるけどDVDは手の届かないところに置いてます。 あ、今ふと思い出しましたが、ギャーギャー何時間も泣いてイヤイヤ言ってた時、おさまった後に 「涙ふいてー」 と私にティッシュを持って来て、 「ネイちゃん、泣いちゃったねー」 と他人事のように言ってました。 そして、抱っこすると、 「仲直りー」 とか言ってギューっと抱きついてきてました。 いや、別に君とケンカしてたわけじゃないんだがw 今思うと、やっぱり自分がどれだけ受け入れてもらえるか、自我をどこまで出して良いのかをはかってたり、とにかくイヤイヤ言って構って欲しかったのかな、と思います。 正に自我の獲得期ですねぇ。 渦中にいた時は、さすがに余裕がなくなって感情的になることもありました。 今は落ち着いた気はするけど、またこの先もあるかもですね 長くなりついでに余談ですが、凶悪な事件を起こした犯人は、意外と厳しいしつけをされた人が多いのだそうです。 サカキバラとか秋葉原事件の犯人なども、とても厳しいしつけをされてたそうです。 しつけに厳し過ぎる家庭の方が非行に走る率が多いというデータもあるらしいし、子どもをきちんと育てようと頑張った結果がこれだと、親も子どもも浮かばれないですよね。 ああ、育児や教育の話になると止まらない。 時間がなくて書きなぐっちゃいましたが、もし気分を害された方がいらしたら申し訳ありません。 私もまだ育児初心者の未熟者で、間違ってることもあるだろうし、あくまで個人の意見です。 仲良し姉妹(今のところw)。 よく、ソファに寝転がって、 「コウちゃん連れてきてー。 一緒に写真撮ってー」 とねだってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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