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カテゴリ:〔音程〕
前回に続き、別の例を挙げてみましょう。
例2:フラットが1つついているとき(ヘ長調の時) *フラットは固定ドのシ(H(B))の位置についていますので、 固定ドのファ(F)を「ド」として読みます。 このH(B)の音(移動ドのファ)にナチュラルがついていたらどうな るでしょうか。 もともとはフラットがついているのが標準の状態ですので、前回の例と は逆に標準から「半音上がる」ことになる、つまり♯ファと読まなけれ ばならないことになります。 シャープやフラットが2つ以上ついている時も同じです。 それぞれシャープやフラットがついていることが標準の状態である音に ナチュラルがついていたら、「半音高く(低く)」階名をつけることに なります。 このナチュラルの扱いには意外に無頓着な方が多く、上記の例で言えば 歌っているうちになんとなく「この音は「シ」より半音低いな」とか「 この音は「ファ」より半音高いな」と気づかれることが多いようです。 せっかく頑張って楽譜に階名を書き込まれるのですから、ナチュラルの 扱いにも気を配って記入してくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 19, 2008 11:20:18 AM
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