日比野琴ノヒビノコト

　店で履いていたサンダルのソールが崩壊したのが５月半ば
（ウレタン製だったために、まさに崩壊状態。合掌）
今さら新しいのは買いたくないと、手持ちの革製ローヒールの靴を履くことに。

爪先を覆う靴を履く時間が長くなって、案の定、親指の爪が食い込んできた！

父親から受け継いだ、巻き爪体質。
爪を切ったときに化膿することはしょっちゅう、中学生のときは外科へ行ったこと
もある。
それが着物を日常的に着るようになって、たかだか月に何度かのことだったのに
巻き爪がすっかり軽減！
人生明るくなったと思ったのにさ…。

大げさと思われるかもしれないけど、足の指が痛いってユーウツなのよ。
爪を囲む肉までが変色して腫れるし。
小指をタンスの角にぶつけたときよりはマシだけど、その10分の１くらいの痛さが
ずーっと続くのは、精神衛生上よろしくない。


で、普段はサンダルを履くことにした。
素足では履けないので、靴下を履く。
このテのサンダルに合わせるときは、霜降りというか、杢（モク）というか、
色の混ざった、糸太めのこんな靴下を選んでしまう



画像はイメージ


一見ビルケンシュトックだけど、ぱちもん。　←　いまや、この言葉も全国的か?!
そろそろ（？）本物が欲しいわぁ～と、百貨店のコーナーへ行ってみたら、
同じようなテイストの靴下を履かせた足（コルク製）とサンダルがディスプレイ
されてて、笑ってしまった。

やっぱり！

このサンダルには、こんな感じの靴下なのよ。うんうん。

売り場のおにいさんの視線を足元に感じるが…ビルケンじゃないんです～
というより、まるでディスプレイをまねっこしている、熱心なファンのよう
じゃない？
本物は一足も持ってないのに～と、そそくさとその場を離れたことだった。
（誰もそんなこと気にしてないと思うが）


いま以上に爪が食い込まないよう、脱脂綿を詰めて接客中。
ま、それもあと２回だけど♪


しかもどうやら、爪を圧迫しないようにするだけでは食い込みはあまり改善
されない。
足の指を動かすといいみたい。


やっぱり下駄ね！
（草履はスリッパ履いてる感覚で歩いてしまうから、あまり足の指に力を
入れないと思うんだけど、どうでしょう）