たまに、こんなことを考える。
もしも、の話だ。
もしも、たった今、世の中から「コンピューター」と「会社」という
概念がさっぱりなくなってしまったとする。
パソコンも、役職も、何もない。
会社でどんな地位にいたかなんて、もう関係ない。
自分の身ひとつで、勝負しなければならなくなったとしたら…
さぁ、自分には一体、どんな技能が残るだろうか?
それでも、自分は食べていけるだろうか?
とっても非現実的な話で恐縮なので、ちょっと筋書きを
変えてみようかな(笑)
明日起きたら、あなたは何と魔法の世界に迷い込んで
しまっていた!!(どっちが非現実的なんだ?)
元の世界に戻るために、冒険の仲間に加わらなければならないが
そこでこう聞かれるのである。
「役に立たない奴は、連れていってもしょうがないぞ。
お前は、一体何ができるんだ?」
おかしな奴と思われるかも知れないが、
ここで何かを答えられる人間に、私はなりたいのである。
何でもいい。
「料理ができます!」
「よーし、食事係決定。ついてこーい!」
「運動は得意だし、、体力あります!」
「よーし、じゃ武器をやる。ついてこーい!」
こんなんでもいいのだ。
「動物の世話は得意です!」
「アラビア語がしゃべれます!」
「手品やってお金稼げます!」
目に見えない力でもいい。
「誰とでもすぐ打ち解けて、仲間を増やすことができます!」
とか。
つまり、現在自分を守るバックグラウンド(社名、資産、地位…)
がなくなったときに、自分が「空」にならないか。
今、何にもない「自分」という一人の人間に戻ったとしても
何かができる人間でいられるかな…?
たまにそんな問いを自分に投げかけては、今のままの自分が
持っているもの、できるものについて、考えてみたりしている。