今日は、所属部署の飲み会だった。
大勢の集まりは、昔っから苦手だ。
少人数の集団を盛り上げるのなら、得意なんだけど。
大勢の人と、その場だけの会話を楽しむことができないのである。
だから、いつもだまって人の話を聞いている。
年上の人や、えらいおじさんの話を聞いていて思った。
長く、生きてるってことは、すごいな。
みんな、酒の席でうんちく語れるだけの分野を
ちゃあんと持っている。
あぁ、この人、いつもヒマそうにしてると思ってたけど、
本をすごーくいっぱい読んでるんだ...
その著者の本がお勧めなんですか。私全然知らないや...
あ、この人、お酒のうんちくを語りだした。中国発祥?すごいな。
この人、新しいものに敏感なんだ!映画もテレビも流行りも、
私なんかより全然知ってる!
そんなのを聞いていると、私には本当に何もないな、と思う。
その中で、若いからなのか?
違う。たぶんその人たちは、若いときには若いなりの
こだわりがあった人たちなんだろう。
だからこうやって、うんちく語れるこだわりのあるおじさんになれるんだろう。
私の生きている世界は、狭いんだなぁ。
話を聞いて、コメントもできないや。
かといって、とことん語れる自分のこだわりの分野も、ない。
私は、行動するより、ごちゃごちゃ考える方が多いからなんだろうなー...
人生経験が、全然足りないんだな…。