私は今まで、「言わない」のが、謙虚さだと思っていました。
何を言わないかって、「自分にできること」。
こんなことが得意です、こんなことができます。とかね。
結構、隠していたんです。まぁ、そんなにありませんけどね(^^ゞ
聞かれれば、言うけれど、自分からなんてね、絶対に
言えませんでした。
だから、いざっていうときに変な特技が発覚したりして
長年の友人にも驚かれたりね(笑)
普段考えていることも同じ。
毎日「人生」や「世の中」について、ごちゃごちゃと
いろんなことを考えているけれど(^^ゞ
自分が普段、何を考えているかなんて、よほど聞かれない限り
自分から人に話すことはありませんでした。
(だからこのブログは、私にとって画期的なのです(^^ゞ )
でも、先日、こんなことを考えた。
自慢とか、そういうことじゃなくて。
自分にできること、自分が考えていること。
「事実」としてある程度「公表」することで、誰かにそれを
使ってもらって、誰かの役に立てる機会が、もっともっと
増えるんじゃないか...、って。
例えば、自分はこんなことができると、普段から周りの人に
知っていてもらえたら、いざ、誰かが何かで困ったときに
「あぁ、確かあの人なら、これができるはずだ。」
って、思ってもらえるかも知れない。
誰かが何かで悩んだとき、私が過去に同じようなことを経験して
そこから何かをすでに学んでいたとしたら、
「あぁ、そうだ、あの人も前にこんなこと言っていた。相談してみよう」
って、ふと思い出してもらえるかも知れない。
それにね。自分だって。
無理して、じゃなくて、「自分にできること、得意なこと」で
誰かの役に立てたら、嬉しいじゃないですか(^^ゞ
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それからね、理由はもう一つ、あるのです。
自分の持っているものを使わずに、大事にしまっていると
そのうちそれを持っていたことを「自分自身が」
忘れてしまうのです。
謙虚さが大事だと思って、自分の宝物をしまい込んでいると
思い出したときには、その宝物の輝きはすっかり薄れ
ただのガラクタになってしまっている。
定期的に出して使ったり、人にわけたりしていると
宝物はどんどん磨かれて輝きを増し、また増えていくのです。
私も「謙虚さ」は忘れないようにしながらも
自分の持っているわずかなもので、誰かの役に立てるなら
それを表にどんどん出していきたいな、と思いました。