今日は、一級建築士で事業家のような人に会って
話を聞いてきた。
とてもおもしろかった。
坂月は最近、すまい、建築、インテリアということに
ちょっと興味を持ったので
(前々から、世界のどこかで起こっているビジネスよりも
日常生活を健やかに過ごすことのほうに関心が強い)
さくさく学校に見学に行ったり、資料請求をしたりしている。
すぐに、脱サラ(?)して学生になるとかいうことではない。
しかし、自分の興味関心って、ネットで調べたり
部屋でうんうん考えてるだけじゃ、わからないのだけど
思い切って行動したり、人に出会って話を聞くだけで
劇的に雰囲気がつかめたりする。
従来の「考えすぎて行動しない」自分を変えたいところなのである。
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さて、今日何がおもしろかったかって
「んんっ?何か違うぞ?」
って思ったことだ。
そうそう、共感できるところもいっぱいあるのだ。
仮にも、人の憧れる業界で働いている人、ということになろうぞ、目の前の人は。
しかし、それでも「自分の円」と、完全には一致しない!
そこが、面白いのだ。
自分の興味関心って、その人らしさなのだなぁ。
自分という一人の人間のもつ、興味関心の組み合わせは
この世界でひとつだけなんだよね。
料理家の栗原はるみさんっているでしょう。
彼女の肩書きは、料理家かな?
たぶん世に出た切り口はそこなんだろうけれど
彼女の場合、生活、ライフスタイルをトータルで考えているし
食器や生活雑貨もプロデュースしているし
食生活の本にも出るし、食を交えた旅行記的な特集もあるし
彼女の興味関心は、食生活を中心とした「生活」なんだよね。
あそこまでくると、「料理家」が仕事、とかじゃなくなるんだな。
「栗原はるみ」が、彼女の仕事なんだ。
職種の名前じゃなくて、「自分」という仕事ができたらいいよね。
それには、既存の職業名の枠組みを越えて
「自分」という人間の興味関心の組み合わせを大切にしていく
ことなんだなぁ、きっと。
この世の中に自分だけの天職があるとしたら
きっとそういうことなんだ。
きっかけは既存の枠組みでも
(たとえば、建築家です、教師です、主婦です、医者です、とか)
そこに自分だけの興味関心や経験や思いを組み合わせると
「自分」という仕事になる。
つづきは数日以内に。