坂月の仕事は、貿易関連であり
毎日、世界各国の支店の担当さんとe-mailのやりとりをしている。
今日はちょっと趣旨を変えて、
そんな実体験からしか得られない
各国のおもしろ国民性を書いてみよう。
なお、これらはあくまでも
その国の全国民の特徴ではないこと、
また、愛情を持って書いていることを初めに記載しておきます(^^)
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日本人は、すぐ謝っちゃう。
文の末尾を濁して、はっきり言わずにわかってもらおうとする。
直接的な表現は、ご法度。
これが英語ビジネスe-mailには、非常に向かない。
リクエストをはっきり記述しないと、結局何をしてほしいのか
わからないというはめに(笑)
アメリカ人は、実は数字など
細かいところがけっこう適当なのだが
あまり謝らないし
日本人ほど、反省したり落ち込んだりしない。
ミスを犯したときも、自分がこれまでどのように貢献してきたか
今後も自分がやれるといかに確信しているか
を述べる。
e-mailも実にそっけなく簡潔で無力感が漂っているので
いつも、簡潔な英語表現のしかたを
学ばせてもらってます、ありがとう(笑)
ベトナム人は、ちょっとしつこい?
小さなことを指摘してきたり、途中から会話に
入ってきたりする。
でも、真面目。何てことないe-mailでも
「わかった、どうもありがとう」
と言うためだけに返信してくれたりする。
そんな返信がちょっと嬉しかったりする。いつもどうもありがとう。
インド人は、頭が良い。
インド人が主張してきたことは、数字を含め
まず間違っていないことが多い、反論する前にこっちのミスを確かめてみよう。
英語も上手。
しかし人を待たせることにはちょっと無頓着らしい。
インド人が「today eveningまでには」と言ったら
まずその日のうちには連絡はこない。
そもそも時差が4時間あるので
そっちのtoday eveningは、こっちのmidnightなのだ(^^;
でも明らかに人が足りないインド支店で
これだけの仕事量をさばいているのは
やはり彼らの頭の良さなのだろう。
だからちょっとくらいe-mailが無感情なのはいいことにしよう。
いつもお仕事お疲れさま。どうもありがとう。
韓国人は、この中では一番
日本人と感覚が近い。
時差もない。e-mailはタイムリーにやりとりできる。
やや保守的かな?
前例のないことには、「やったことがないから」という理由だけで
断ってきたりする。
でも、性格はきつくないし
責任感を持って現地の顧客対応してくれています。
アメリカ側のミスが続いてお客さんが怒っちゃったときも
代わりに誠心誠意謝ってくれて、本当にどうもありがとう。
◆
しかしこうして各国見渡すと
ビジネスにおける「勤勉さ、真面目さ」では
日本人は、大したものだ。
これほど時間を守り、約束を守り、決められたルールを
きちんと守ろうとする国民性は、あまりない。
日本人も、なかなかがんばっている。
小さな勤勉な国に住む、愛すべき国民だ。
これからもがんばろう!