職場で、Excel博士と言われるようになってきた。
(パソコンの表計算ソフトのExcelです)
特にアピールしていたわけでもないのだが
ゆっくりとイメージが広がったらしく
最近では、たまに隣の課からもお声がかかるようになってきた。
人に聞かれることで、自分も調べるので
ますます詳しくなっていく。
自分としては、まだまだなのだが
このExcel博士というキャラが形成されることで
人が聞いてくれる、自分ももっと勉強できる、詳しくなれる、
という好循環となっているので、
このキャラ設定は、あえて否定せず
このままにしておこうと思っている(笑)
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いま、勉強中のものがあるとか
ほんの少しだけ、人より詳しいものを持っているとき
「いつか、完璧に極めてから」ではなくて
今ある力でも、十分人の力に立てるかも知れない。
意識が高かったり、真面目な人ほど
「いや、このレベルでは、人前にはまだまだ」と思ったりするが
早いうちから出してみるのも
手かもしれないなぁ、と思った。
人に聞かれたり、一生懸命教えたりすることで
実際の力も、ぐんぐんついてくるし
「あの人は詳しいから」と周囲にキャラが浸透すると
嬉しく、期待にこたえようと、さらなる向上の意欲につながるものである。
では、「なりたい像」があるけれど、今それについて
なんのスキルもないと思っている人がいたら。
まずは自分に一番簡単にできそうな"既成事実"だけ作ってみて、
(基礎知識の本を一冊読む、とりあえず体験してくる、通信教育に申し込んだ、など)
そして早々と「○○博士宣言」してしまってみてはどうだろうか。
ここで嬉しいのは、「○○勉強中宣言」でも十分効果があるということである。
大切なのは、「○○といえば私」ということを
人に知ってもらうことだからである。
きっと、わくわくする楽しいスパイラルが待っていることだろう。
もしかしたら、それがきっかけでお客さんと話が弾んだり
将来、サイドビジネスから転身、ということもあるかも知れない。
どちらにせよ、自分の人生がひとつ豊かになるのは、
この上なく素敵なことである。