今おもしろい本を読んでいる。
タイトルは
「お金がなくても平気なフランス人、お金があっても不安な日本人」
何だか読んでいると共感できることが多いので
私は前世はフランス人だったのかも知れない。
そういえば、中学校の頃、一時期
あだ名がフランス人だった。
(顔つきらしい)
日本ではお金がないと何もできず
逆に、お金があれば何でもできるようになっているせいで
人間がだめになっているのかな~。
この街には誘惑が多すぎる
購買意欲をそそるものが多すぎて、
自分が貧乏になったような気がする
と、パリから来たマダムが著者に言ったという
言葉が、とても印象的。
人がくれば、何だか高価なものを用意して
おもてなししなければ、
それで気が重くなったり、おっくうになって
人付き合いが疎遠になれば、本末転倒。
私は、手づくりの簡単なビスケットでも
野菜スティックだけでもいいから、親しい人と
豊かな時間を過ごす、っていうフランス的考え方は
すごく好きだな~
繁華街や商業施設に行って
お金を使うことが、休日でもないと思うし...
親しい人と、日常の1コマを過ごすだけで
豊かな休日!なんだ。
家で作った、おいしいものが何かひとつでもあれば、なおよし。
そういえば毎日通勤しているだけなのに
お金がなくなっていくのは
昼食を持参せず、ついつい購入してしまう
コンビニのおにぎりや、ちょとした飲み物などなど。
(何も持たずに出ても、とりあえずお金さえあれば
外で何でも買えてしまう社会に生きている。
使い捨ても、たくさんあるし...
若い人がものを大切にしなくなるのも、当然かも知れない。)
そういえば
休日何となく、買い物して終わることもある
ほしいものがなくても、なにか見ているうちに
見る前は必要とも思っていなかったのに
ほしいものが増えていったりね~。
うぅん、お給料がいくらあれば
幸せになれるんだろう。
と思ったり。
自分ではそういうこと、意識しているほうだと思っていたのに
やっぱり消費の社会に染まっているんだな~。
お金を使わない、豊かな休日の過ごし方について
少し考えてみよう。