今日この本を読み終わった。
「「いい人」をやめると楽になる」
先日立ち読みした、この本も衝撃でした。
「考えすぎない生き方」
2冊目のほうによると、人付き合いが苦手な人は
なんと、「人付き合いを避けて通っていい」そうなんですよ。
これには驚きました。
ふつう、どうしたらできるようになるだろうかって
考えるじゃないですか。
実は私、大勢の飲み会に出ると
帰り道や次の日、ほんと落ち込みます。
私は大勢の飲み会が苦手なんですよ。
みんなでわいわい、でも実は誰ひとりとも
中身のある会話していない、って感じで
大勢でいたはずなのに、帰り道は行く前よりもずっと
寂しくなっている。そして、次の日落ち込む。
あとは、楽しい会話ができなかったとか
そんな理由で自己卑下に陥る。
私は、親しい人と、中身のある会話=対話
ができると幸せに感じる。
「内輪飲み」なら、大好き。
(というか内輪なら、お酒がなくてもいい)
それに、元来が、友人は多くなくてもいい。
少なくても、その人たちと深い話ができたらいい。
だから、交流、パーティ、懇親会、とか無理。
それで、今考えると
そんなことは中学校くらいのときからわかっていたことなんですよ。
学校が休みの日とかに
男女ごちゃまぜで大勢で集まったりするのとか
すっごく苦手で行きたくなかった。
それなのに、十数年もこの年になるまで
付き合いもあるし、とか無理してみたり
苦手を克服しなきゃ、なんて考えていた。
十数年も変わらないのに、もう直るわけがない。
何で今まで、それに気付いて認めてあげなかったんだろうって
その本を読んだとき、ほんとに思いました(笑)
こうも書いてくれてたんですよ、
「人付き合いが苦手なら、飲み会も極力行かなくていい」(笑)
あ~、こんなに何度も何度も落ち込む前に
もっと早くに、飲み会行かない宣言を自分にしてあげればよかった。
単にそれはできないと思っていた。
人嫌いの変な人と思われたくなかったし
オープンで感じのいい人だと思われたかったから。
でも、いい人だから好かれるとは限らないんだった。
自分が人を見るときどうかというと、
明るくてオープンで面白い人ももちろん好きだけれど
本能的に、社交的じゃなくて静かで大人しい感じの人も
大好きだった。
むしろそういう人といるほうが、とても落ち着けた。
その理由も今までよくわかっていなかったが
たぶんそういう人といるときは、自分も
社交的で明るく感じのいい人のふりをしなくてすむから
というのもあったのかも知れなかった。
会話が途切れてもいい。私はそういうのも好きだった。
そういう理由を改めて考えて気付いたのも、
この歳まで生きてきて、ほぼ初めてであった。
人様のこともそうだが
自分のことだって、ほんとうによくわかっていないものだ。
早くから自分のことを知って、自分の人生を生きてきた人が
本当にうらやましい。
私はだいぶ遅れている。