わかさ芋、実はこれ結構好きなのです。北海道出身の主人にとっては当たり前すぎるお菓子のようで、初めて食べた私が「美味しいね。」と言った所、「う~ん・・まずくはないよ。美味しいかな・・。けどそんなに喜ぶと思わなかったよ。」と他の有名な北海道のお菓子達を差し置いて、わかさ芋を誉めた私に言ったのでした。
芋と名がついていますが材料は豆だそうで、白あんのかたまりなのでしょうけど、ほっこりしています。芋の繊維を表現する為に、昆布の細切りが入っているあたり芸が細かい。それが微妙な塩味を感じさせるのか、あわないようであっています。
スーパーでは売っていなくて、空港や温泉のお土産売り場に売っています。どうやら東京の「ひよこ」の様な存在である事がわかってきました。北海道人はみんな知ってるけど、日常わざわざ買ってまでも食べない。地味だけどいくつかお土産を買うとしたらやっぱり買っていく、と言う感じみたいです。
北海道は観光地だけあって有名なお土産のお菓子がいくつかありますが、確かに美味しいのだけれど、似た様なお菓子をどこかで食べた事があるような気がします。でもわかさ芋はちょっと独特。海と山と両方の特産物を合わせて使っている事もちょっと話の種になります。