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カテゴリ:上海珈琲
例えば、1000人のファンがいて、その中に1人のストーカーがいるとする。
もしファンを増やしたいのであれば、ストーカーを増やしましょうという考え方もできる。 どうすればストーカーを増やせるか・・・? 本当にありがたいことだが、 いつの間にか「上海のコーヒー屋さんは、どこが一番おいしいの?」という会話の中に入れていただいている。 そんな会話の中に入れていただけるのも、これまでに多くの方に応援していただいたおかげだろう。 本当にありがとう。 ただ、あまりにも過剰な期待をされるとこちらも少々疲れるので、 おいしいコーヒー屋さんと言ってもらっているのはありがたいが、 少し期待値を下げることもお話しようかと思う。 うちはまだまだ小さいコーヒー屋だ。 日本でならできることだったとしても、上海ではなかなかできていない。 道具にしたってそう、サービスにしたってそう、、全て何かしらの部分は妥協に妥協を重ねなんとかやっている。 そういう意味では、お客さんに文句を言われることだってあるし、逆に、褒められることだってある。 他人から見ればコーヒーに「こだわり」を持ってやっているように見えるかもしれないが、 そのほとんどは野村が「当たり前」だと思っていること。 いい生豆が手に入らないからハンドピックを頑張ったり、焙煎、抽出、カップテストを頑張ったり・・・ 自分がおいしいコーヒーを求めたら、ここにたどり着いた、、、それだけ。 こだわりを持っていれば、全ていいものになるとは思っていない。 無意味とも思えるようなこだわりも、この世の中にはたくさんあるような気がするから。 ただ、選ぶ側がそれは必要なのか必要でないのか、いいかわるいかを個人的に判断すればいいのだ。 あくまでも個人的に。 どこに行っても「こだわり、こだわり、こだわり、こだわり・・・」と唱えているマスコミには正直ウンザリする。 うちは、みんなが思っているような「こだわり」として偉そうに言えるようなことはあまりしていない。 当たり前のことを当たり前のようにやっているだけ。 うちは、ゆっくりのほほ~んとやっていきたいのだ。 1000人以上になると人の質が下がるのなら、1000人以上にしない。 うちはお客さんを減らす方法を考える。 今のスタイルなら、いつの日か2~300人ぐらいの輪に納まればいいほうではないかな。。 上海で2番目においしいコーヒー屋 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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