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November 18, 2006
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カテゴリ:学び・気付き
一日限りのコンテンツレーベルカフェにて。





「地図帳は捨てずに持っておいたほうがいいぞ」


昔父親が言っていた。


つまり、その昔の地図からその時代が見えるから。


まだ西ドイツがあったり、ソ連があったり・・・


もしかしたら、アメリカの星条旗、星の数が51個になる時代がくるかもしれない。


そんな地図帳を見ていると、昔の甘苦~い想い出も。。。







家にあった1990年に書かれたコーヒーの本(珈琲の専門書ではない)をふと読み返してみた。


これもその時代では普通に使われていた考え方なのかもしれません。


珈琲に関して言えば、訳書の方の専門知識の量にもよってくるのかもしれませんが、これもひとつの珈琲の知識として。


いつ誰が書かれたのか、いつ誰が翻訳したのか、、これは重要だなと感じます。






■コーヒーの栽培と生産

コーヒーは雨量が多く、平均気温が18~24℃の霜の降りない北緯25度から南緯25度帯状の地帯(太平洋ベルトまたはコーヒーベルト)で育ちます。
ほうっておくとコーヒーの木は7mまで伸びますが、コーヒー園では2mの高さで切り取
られます。コーヒーの木はツバキの木に似ており、光沢のある黒っぽくとがった葉をつけます。白いジャスミンのような花は非常に繊細でよい香りがします。木が実つけるまでに3~5年かかります。実は1年に何度か熟し木になっている実の生育段階はまちまちなので機械での収穫は事実上不可能です。しかしブラジルでは気候の加減ですべての実が同時に熟すため機械により収穫されています。
コーヒーの実はさくらんぼに似ていることからコーヒーチェリーとも呼ばれ、熟して黒味がかった緑色から深紅色に変化するまで6~8ヶ月かかります。1本の木には1年で2000個のチェリーがなります。1個のチェリーのなかには、1対のコーヒー豆が入っていますが時には1個のコーヒー豆しか入っていないものもあり、これをピーベリーと呼びます。2000個のコーヒーチェリーから500gのコーヒー豆が採れます。
豆は2通りの精製方法のいずれかで果肉と皮から分離されます。「水洗式(ウェット・メソッド)」は手で摘まれた高品質の豆に使われるもので、雨の多い国で行われます。チェリーの外側の果肉の層を取り除き中の豆を1~2日間水に浸し発酵させます。そのあと洗って天日に干すか機械によって乾燥させます。最後に皮むき機でうすかわをはがすと緑色のコーヒー豆が現れます。
「乾燥式(ドライ・メソッド)」はずっと簡単でもっとも古い方法です。チェリーは2~3週間ひろげて天日にさらされます。平均して乾くようにひんぱんに熊手でかき回します。完全に乾いたら機械によって皮と乾いた果肉が取り除かれます。
豆は手で分類され、細かく点検されグレード付けされます。少量のサンプルが焙されコーヒーテイスターによって味見され品質が決定されます。
商業用のコーヒーはアラビカ種とロブスタ種の2種類に大別されます。
アラビカ種はすばらしい香りとコクのあるコーヒーです。一般的にはコーヒーの栽培地の標高が高いほど質はよくなると言われています。アラビカ種は雨量の十分な標高の高い地域に育ちます。
ロブスタ種の木はアラビカ種よりも標高の低い地域に生育し病気強く成長が早い種です。ロブスタ種は苦味成分がアラビカ種の2倍ほど取れるためインスタントコーヒーに使用されよくほかの豆とブレンドされます。
コーヒーは袋に入れられ目的地に完全な状態で届けられるように作られた特殊なコンテナに積み込まれます。


■コーヒーの栽培地域

コーヒーが育つ地域にもさまざまな気候、標高、土壌がありそのすべてがそれぞれの国で育てられているコーヒー豆の風味や品質、特徴になります。

ブラジル
世界のコーヒーの30%を生産しています。最高の品質のものではなく、主にインスタントコーヒーを作るのに使われます。サントスがなめらかで風味の最高のグレードを持っています。

カメルーン
主に高品質のロブスタ種の豆を生産し、少量ですが、芳香なアラビカ種も生産しています。ほかのアフリカの何カ国にも似たような豆を生産しています。

コロンビア
栽培されているコーヒー豆はすべてアラビカ種です。非常にコクのある風味があり、あらゆる度合いのローストにも適しています。メデリンは最もよく知られているもののひとつでバランスの取れた酸味があります。

コスタリカ
上等でコクのある風味と鋭い酸味とで高く評価されています。もっとも有名なコーヒーにタラツがあります。

ドミニカ共和国
サント・ドミンゴとして知られています。最高のグレードのものは強いコクがあります。アメリカ合衆国や西ドイツで人気があります。

エクアドル
刺激のある風味とこくの薄さのため、普通のブレンド用にのみ使われています。

エルサルバドル
100%アラビカ種ですが、香りとコクがグァテマラに似ています。ただし品質はやや劣ります。

エチオピア
強い風味がありしばしば「ワインのようだ」と評されます。すばらしい芳香とコクがあります。もっとも有名なのはハラーでイエメンのモカにとって変わりました。これはエチオピアモカとして知られていますが、単にモカとだけ言われることさえあります。しかしながらイエメン豆がもつ強いチョコレートのような独特の風味にはかけています。

グァテマラ
高地育ちのコーヒーはマイルドで程よい酸味と芳香があります。コバンとアンティグアが最上質です。

ハイチ
コクがあり少しの甘味のある風味のものが最高グレードです。低品質のものはヨーロッパで深煎り用となります。企業の立ち遅れから生産性は低くなっています。

ハワイ
マカデミアナッツの栽培が盛んになりコーヒーの生産は減っています。しかしながらコナとしてしられるハワイのコーヒーは芳醇でなめらか、多少の酸味がある上質のものです。

インド
マイソールがもっとも有名です。これはなめらかでソフトな風味と繊細な芳香があり、よ
くモカとブレンドされています。北欧とフランスで特に人気があります。

ジャマイカ
ブルーマウンテンはバランスのよい風味と香り、こく、酸味を持ち「完璧なコーヒー」と高く評価されています。そのほとんどが日本で売られています。大変高価なため、専門店
以外ではあまり売られていません。

ケニア
高品質のアラビカ種はすばらしいコクがのある風味とほどよい酸味とがマイルドに混ざり合っています。ケニア・ピーベリーが特に高く評価されています。

メキシコ
軽くてコクがありほどよい酸味があります。最高のものはコアテペックです。生産されたものはほとんどアメリカ合衆国へと運ばれます。

パプア・ニューギニア
商業用にコーヒーが栽培されるようになったのは1950年大です。当時は主にアメリカ合衆国とオーストラリアに送られていましたが現在はヨーロッパで人気が出ています。コクのあるなめらかな風味がケニアコーヒーに似ています。

ペルー
生産が増加し、以前よりたやすく手に入るようになりました。マイルドな酸味と風味があります。もっとも有名なものはチャンチャマイヨです。

スマトラとジャワ
この2国はあまくて芳香なコクのあるアラビカ種のコーヒーを生産し、特にオランダで人気があります。ロブスタは今は量産されていますが、質はよいとしてもアラビカ、特にスマトラ産のものは劣ります。最高のグレードはマンデリンでなめらかでコクがあります。

タンザニア
芳香な風味とかすかな酸味がケニア産のものにていますがコクはそれほどではありません。キリマンジャロとして知られているのが最上質ですが、これは栽培されている山の名前をとったものです。

ベネズエラ
ベネズエラ産マラカイボ・コーヒーで最高のものがメリダです。すばらしく上質で甘くデリケートな風味と軽いコクがあります。カラカスとカラカスブルーは風味に特徴があり、特にフランスとスペインで人気がります。

イエメン
イエメン産コーヒーはモカです。この名前は港の名前からつけられました。特徴のあるワインのようにピリピリした風味と深いコクがあります。夕食後のコーヒーとして重宝されマイソール、ジャワ、スマトラなどのマイルドなコーヒーとしばしばブレンドされています。トルココーヒーのブレンドにもよく使われています。




■参考資料


A GOURMEN’S BOOK OF TEA&COFFEE(ティー&コーヒー)
著書 LESLEY MACKLEY(レズリー・マックリー)
訳書 中川紀代子




国旗の意味や由来⇒ http://www.sarago.co.jp/nfhtm/us.html


過去と未来の星条旗
州の数が51になったらどうなるのでしょう?こちらが未来の星条旗 図案⇒ http://ustaijiro.com/Montyly/0601.html#Anchor-454-6873
(一部見られないページあり。中国だからでしょうか。。)


国旗占い⇒ http://www.sarago.co.jp/fortune/


Contents Label CAFE(コンテンツレーベルカフェ)⇒ http://www.artniks.jp/cafe/


上海 北外灘で自家焙煎珈琲屋 アルトノイラントコーヒー⇒ http://www.alt-coffee.com/










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最終更新日  November 18, 2006 01:41:35 PM
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