風評被害へのひとつの対処法


加藤さんのニラ畑はＪＡから放射能のモニタリング調査を受けた。
結果は基準値を大きく下回り、「温室栽培の野菜に放射線の影響はない」
商品としては全く問題ない。にもかかわらず、出荷できない。

福島県新地町特産のニラ風評被害　生産者「安全に食べられるのに」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110330/dst11033021160058-n1.htm


市民の方々に対し、市内5カ所でいわき市の農産物を販売しながら、
安全であることをPRするとともに、いわき駅前タクシープールで、市長が安全宣言

福島県「いわきの農産物は安全！オールいわきキャラバン」を開催
http://www.city.iwaki.fukushima.jp/topics/010994.html




福島県産農産物の風評被害への対処法

政府機関が、福島県産農産物の放射能は基準値以下であり、
健康被害がないとしっかり調査、証明した上で、
福島県産農産物と明示して販売する。
販売に協力する小売業者に、政府補助が行われる。

この程度の対処は現実的に難しくはないのではないだろうか。



科学的に安全な調査結果があるのであれば、風評などという
甘い言い方ではなく「誤解」「誤認」であると厳しい言葉を並べ
「科学的根拠を耳が痛くなるぐらい強調」して対抗すべき


例えば、

「当ホテルでは食材の安全性に関する今般の議論に鑑み、
懸念のある食材はできるだけ遠慮したいというお客様、
また風評被害を受けている生産地を応援したいというお客様、
それぞれのお好みを出来るだけ伺う所存でございます。
どうぞご懸念のある方はご遠慮なくお申し付けください。
尚、特にご要望がない場合は当ホテルとして政府の基準に即して
安全が確認された食材を責任をもってご提供させていただきますのでご安心ください」


風評のパワーを甘く見てはいけないのではないか？　より
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2011/04/post-282.php


ここまで説明をしてくれる店舗があれば、
現状の風評に流される社会をよく思わない人々の
賛同は少なからず得られるのではないだろうか。
※根本の原発問題が解決に向かいながら。



農業や原発問題に明るくない人間の意見なので
知恵のある方がいらっしゃったらお教え頂きたい。