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2009.07.09
カテゴリ：行政主催体操指導
水曜日にいらっしゃった、新規入会者の方々（３名）が レッスン終了後に話しておられた会話が耳に入ってきた。 （ほら出た！！！地獄耳  ） 「キツいけど、こんなに汗出たらスッキリするね～！」「今まで溜まっていたドロドロの血液がサラサラになってる気がする～」「小さい子供が居たら運動ってなかなか出来ないもんね～」なんて話をしてらっしゃった。 私は、そういった会話を聞いて 忘れかけていた思いを蘇らす。 そういえば、そうだった。 公民館のサークルを立ち上げた当時 そういう思いだったんだ・・・・  小さいお子さんがいらっしゃる方々の運動の場を作りたい。 そして今日は、相知町の交流センターに２回目の講座に行って来た。 ここでも終了後に私の母と同じ年代か、少し下  位の方々が「はぁ～汗が出たね～。普段ここまで出ないもんね～気持ちがいいね～。付いていけないけど面白いね～ 足腰が弱って来たから鍛えなきゃね～」 なんて話をしてらっしゃった。 健康作りの運動は、年齢なんて関係ない。 全ての年代にやってもらいたい。 自分の足で  死ぬまで歩いて もらいたい。 そういう風に以前から思っていた。 そう思うようになったのは 丁度２０年前に遡る。 当時臨採の仕事（保育士）しかなく 配属になった所の職員の使い方が嫌で嫌でたまらず  辞職 とりあえずと言う軽～い気持ちで申し込んだスポーツクラブ。 配属された部署は自分の本意では無い所だった。  メンバーさんの健康診断をしたり ジムの説明やお手伝いをしながらプログラムを組んだりと言う 今まで人生の中に「運動」と言う文字が無かった  ので（短大の友達がビックリしていた  ）  かなり新鮮で生まれ変わったような気持ちで毎日の仕事に行っていた。 「汗をかくことは気持ちがいい事」だと言うのを始めて知った年齢  かもしれない そしてどういうワケだかインストラクターへの道に 引きずり込まれて行った。 若い人も、お年よりも、男の人も女の人も、そうでない人も？？ 同じように同じ空間で同じ時間に一体となって 楽しく効果的に汗をかきながら運動できると言う事に インストラクターになった後に、徐々に魅力   を感じ 色んなプログラムにも挑戦した  （と言うか させられた  ） 思えば、あの時代が 今、こうやって多種多様な人たちにお声をかけてもらうための プロローグだったのだろうなと思う よく生徒さんが 「先生、運動万能そうですよね～」と 人をネギのように言う。 何が万能なもんですか  めちゃくちゃ太ってたし、このころの↑メンバーさんに 「あんなブタで ようイントラやっていけるよな」と言われたんだから。体だってむっちゃ硬かったっすよ   開脚なんて足９０度開くのがやっとって所。 だから「ブタのくせに」と言われても言い返しようがなかったよ  まぁ、そんなこんなで色んな人たちのお陰で 揉まれもまれて、尖がった石も、今じゃまぁるくなって あっちにコロコロ、こっちにコロコロ転げて行けるようになったってとこかな  人間、何がきっかけで、人生どうなるか分からない。 先は見えなくても今やるべき事を一生懸命やっていれば いずれは進むべき道が開けて来る と思う。 自分の進んで来た道、そして今歩いている道、そして行こうとしている道は どんなに寄り道をしたとしても 必ず同じ目的地に辿り付くのだろうなと思う。 自分にしか出来ないことと 自分らしいこと。 それは必ず誰しもが持っているものだと思う。 人生の終わりに後悔しないように 元気で明るく楽しい一日、一日が とっても大事なんだよね。 できるだけたくさんの人に元気で明るく笑ってもらいたいなぁ。 Make a Happyだよ  それが私の常日頃の思いです。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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