忘れ物を見つけた大掃除

2010.03.21

(6)

テーマ：中学生ママの日記(17700)

カテゴリ：ひ～的Ｌｉｆｅ

春分の日

良いお天気

息子も合宿、旦那も出張。

しかしいつ何時なにがあるか分からないので、

昼間はのんびり出かけようにも出かけられず、自宅待機

この合間に

子供たちの部屋の大掃除をした。

高校に進学するのに、真新しい教科書類を置く場所も無いくらい

散らかってて汚い部屋

息子が小・中学校時代に書いた手紙や日記、作文が出てきた。

「ママへ　いつまでもやさしいママでいてね」

「きょうは　お母さんが　あさ　起こしにきてくれて　洋服を

取ってくれました。いいお母さんだと思った」

「今日ひい婆ちゃんが亡くなった。棺おけに入れられ、

百合の花や折鶴に囲まれた　ひい婆ちゃんの棺おけのフタを閉めたら

泣いた。もう、人に『死ね』とか言わない」

こんな息子のたどたどしい文章を読んでいると

無性に泣けてきた。

こういう事を書いていたとは、全然知らなかった

今、人生の岐路に立ち、これからの新しい道を歩き始めた息子を

これからは　ただ、ただ、黙って見守るしか出来ないんだなと思うと

「ママ」と言ってたあの頃

「お母さん、お母さん、あのね～」と甘えてたあの頃に

何故もっと優しく出来なかったのかなと

反省させられる。

ゴミ袋３つにも及ぶプリントやノートの数々。

この１枚、１ページ、一つ一つの時間があったはず。

大切なものを見逃し、大切なものを置き忘れて来た気がする。

後悔先に立たずとはこういう事を言うんだろう。

しかし本当は、これからが長い長い道のりなんだよね。

一方、娘の部屋。

これまた兄ちゃんに負けず劣らずきったない部屋なんだ。

色々色々小物をい～～～～っぱい溜め込むのが大好き。

私が幼少の頃は溜め込む事をしなかったので

（と言うか、買ってもらえなかったので、モノを持たなかった）

ここまで溜め込む娘の気持ちが分からず

「私は娘に寂しい思いをさせているのだろうか？？？」と

逆に悩んでしまう

マンガ、雑誌、マンガの付録、縫いぐるみ、文具、メモ紙・・・・・・

ホコリだらけになるから、買うときは置く場所を決めてから買いなさい！と

言うんだけれども、お構いなしに買ってしまう、溜め込んでしまう。

捨てる事が出来ない娘。

旦那の婆ちゃんに似たんだろか・・・・・・・・

そしてまた

これはいつ撮ったの？と言うような写真

が出てきた。

なにがそんなに楽しかったの？と思えるくらい

とってもとっても明るく、太陽のような笑顔をしている

１～２歳の頃の写真

こんな風に笑ってたんだよね～。。。。。

今は、お笑い番組を見てワハハと笑う程度。

なりふり構わず、自分を思いっきり表現しながら

全身で笑うような事は、もう無いなぁ。

まだ娘は、旦那が出張で居ないとき　私たちの寝室に来て

「お母さん、一緒に寝よう♪」と言って私たちのベットに

当たり前のように潜り込んで来て

寝る時にいろんな事を話す。

学校であった事、最近思ってる事。色々。

こんな時間、大事にしなきゃなぁって思う。　

何かの歌じゃないけれど

大人への階段を確実に一歩ずつ進んで子供達は成長する。

想い出はかけがえのない財産。

経験はお金では買うことの出来ない資産。

反省は未来への投資。

そして、その全ては子供への遺産となるのかな。

なんてね

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最終更新日 2010.03.22 11:59:13
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