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2010.03.25
テーマ：心のままに独り言(8749)
カテゴリ：社会の出来事
公立高校授業料無償化で 私の周りで様々な疑問を聞く。 もちろん、その声は 既に高校に行っている母、若しくは高校を出た子がいる母たちだ。 授業料だけでなく、子供手当ても反対の声が多い。 その多くの理由は 「一生懸命高いお金を支払って 頑張って頑張って働いたからこそ 子供に対する思い入れもある。子供にも説得力がある」 と口を揃えて言うのだ。 私はこれに対し、丸々そのままうんうん、とは頷けない。 お金を払ったから一生懸命になるのか？ それは違うんじゃなかろうか。 もちろん親として、そういった一面もあるだろう。 子育てにはお金がかかる。 決まった給料の中から、いろんなものを我慢したり 色々試行錯誤してやりくりしたり、家族で協力し合ったり 一生懸命働くのを否定しているわけではない。 かと言って授業料無償化したり、子育て支援金を配ったからとて 少子化が押さえられるとも全然思っていない。 むしろ余裕が出来るので逆効果なんじゃないかと思う。 しかし 今、まさにリアルタイムで今から高校生活を向かえる子を持つ 親としては、この不景気の世の中 非常に有り難い、天から降ってきた恵のような話なのだ。 もし、これが実施されずに従来通り授業料を含めた２万円と その他諸々の３万円で、計５万円を一人の子供に毎月支払うとなると 非常に家計は苦しくなるし、大学なんて とてもじゃないが無理な話になる。 毎月５万円を支払っていると思って差し引き分を子供の将来へ継ぎこめば 未来の道が開けるんじゃなかろうかと思ったりしている。 しかし 周りの母は「  それじゃいかん！」と言う。 国が国民を甘えさせすぎている  と言うのだ。いいたい事も分からなくもない。 が 変な話 「金」「金」「金」「金」とガツガツしている親の言葉の裏を 子供は敏感に察するし 不景気の影響でいろんな非常識が蔓延している現実を 子供達に見せるのもどうかと思う。 例えば、違法の音楽サイトであるとか ゴミ袋節約のために、他所へ捨てに行く・・・とか 例を挙げれば数限りなくある非常識な親。 かと言って、自分の家には たんまりとお金はあるんだろうと ぬるま湯に浸からせるわけにもいかないが 世の中、金が全てではない 自分の道は自分で切り開くものだ 努力に勝るものはなし いかに子供が納得するように理解させるか。 それは 全て親の力量や無償の愛を注ぐからであって、 頑張ってたくさんのお金を支払ったから なんかじゃないと思う。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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