古き良き「書」

2010.07.22

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テーマ：子育てって難しい～。(　┰_┰)(445)

カテゴリ：小学校・教育

いよいよ夏休みに入りましたね！

たくさんの宿題が山積みしてあるわが子たちの机。

計画的にやれんだろか？

宿題も何もない、幼稚園時代。懐かしいなぁ。

でもね、物質的な「宿題」はないけれど、実は　ここに一番重要な

親の「宿題」があると思うんだよね。

目覚しく発達する幼児期。

夏休みの前と夏休みの後では、子供がグン！と成長したように感じる。

とくに赤ちゃんなんて、刻一刻と目覚しく発達するよね。

昨日まで出来なかった事が、今日は出来るようになってる。

大人になって、そういうことってあるだろうか？

子供の成長は、いろんなものが増えていく。

知識も、身体能力も、すべてにおいてどんどんどんどん増え続ける。

記憶力に関しては１８歳までグングングングン伸びていくそうだ。

そういう時期に、いろんな経験をさせてあげることは本当に大事なことだと思う。

１８歳までに、どれだけ経験を積んだかによって

それ以降の人生において経験を生かすという能力に

幅が出るんじゃないだろうか。

例えば、１８歳までに１００個の知識と経験を持った子と

３０個の知識と経験の子では、その後の人生、大きく差が出るよね。

私が言う「知識」と言うのは、何もお勉強だけではない。

人間関係や身体能力、すべてにおいての知識。

そしてその人間関係や身体能力の入り口が「幼児期」なんじゃないかなと思う。

家庭から離れていろんな人と触れ合うことによって

いろんな人がいるんだ、いろんな考えがあるんだと

子も親も実感する。

だから余計、普段親は「横のつながり」を持ってなきゃいかんと思う。

そして夏休みに入ったとき、普段かかわりあえない分

思いっきり一緒の時間を過ごしてあげる。

絵本読むもヨシ、お歌を歌ってあげるもヨシ、

簡単なカードゲームするのもヨシ。

例えばシリトリなんかも楽しいよね。

昔はよく手遊びしたなぁ。両手の親指と人差し指でワッカを作って

軽くグーを握り「ずいずいずっころばし」

両手のちっちゃな可愛い、お手手を広げて「おせんべ焼けたかな？」

♪　いっぽんばし　こちょこちょ　たたいて　つねって　

階段登って　こちょこちょこちょ・・・・・

ちょっと大きくなれば「みかんの咲く丘」　「アルプス一万尺」　「餅つき」

こういうのが親の宿題だと思わない？

何も特別に海や山じゃなくても、身の回りで簡単に出来るよね～。

最近は夏休みでも、仕事が無くても

幼稚園、保育園に預けて、ハイスッキリ。

悲しいかな、そういう人が増えてるんだよね。実際。

横のつながりを持っていたとしても、ある特定の決まった人としか

付き合わないっていうママもいる。

意外とそこで悪口大会が始まったりする。

聞いてるよ、子供は。

ママが何を話してるか、何を考えてるか、すっごく興味を持ってる、

幼児期だけじゃないよ。

少年期だって、青年期だって、自分の親がどういう考えをしてるのか

どういう風に答えてくれるのか、とても気になる。

わが息子も時々私に

「お母さんは、これ、どう思う？」と聞いてくる。

お手本が欲しいんだよね。子供は。

何と読むのか分からない、見たことも聞いたこともないような字を

「書きなさい」と指示されて

書きたいんだけど、どういう順番で、どんな風に

どこに力を入れて、どこを抜けばいいのか

どこが太くて、どこが細いのか

「お手本」がないと分からないじゃない？

お手本が「親」なんだと思うよ。

書くのは子ども自身なんだし。

硯を用意したり、半紙を与えたりするのも親だろうけれど

実際に自分の「字」を書くのは子ども自身なんだから。

キレイじゃなくてもいい、

なんとか賞を取るような個性的な素晴らしい字じゃなくたっていいじゃないか。

その子自身の思いや気持ちが伝わってくればそれでいい

と思う。

そういうお手本。

古き良き時代の日本人の子育ては「書」に似てるな。

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最終更新日 2010.07.22 11:33:23
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