身に沁みて

2011.07.04

テーマ：0歳児のママ集まれ～(7632)

カテゴリ：行政主催親子体操

鏡の育児サークル「ぴよぴよ」に行った。

もちろんわが子

を連れて

参加者は３０組ほどいらっしゃったのじゃないかと思う。

初めて来たと言う方が５～６組いらっしゃって

ベビーマッサージの説明から始めた。

いつものようにベビーマッサージ、ベビービクス、親子体操と進み

最後にママのためのストレッチをやった。

いつものように同じ事を説明し、より赤ちゃんとの時間を楽しんで貰おう

と

思いながらやった。

この育児サークルは生後１ヶ月～１歳半までの赤ちゃんとママが中心。

と言う事は、ママも同じように産後１ヶ月～１年半と言う事だ。

産後間も無い頃は妊娠中からの姿勢の変化や

育児による肩こりや腰痛などのマイナートラブルを抱えている事が多い。

逆に

産後１年間は授乳するママも多く、身体が授乳するように機能するために

ママの身体の血液も水血漿のような状態でサラサラしており

出産直後の方が姿勢や骨盤もすぐに戻りやすい。

そして母乳を与えているママにとってみれば

上肢の血液循環を良くする事で「おっぱい」の出も良くなるのだ。

などと言う事を　動きながらママ達に毎回説明する。

しかし

自分は　「一生懸命説明していた」　つもり　だったのだろう。

レッスン終了後、この育児サークルのママ達へ

保健センターの保健師さんが「食育」について説明にいらっしゃった。

そしてママ達のこう仰った。

「は～い、みなさん、お疲れ様でした～。

今日は赤ちゃんもママもたくさん体操をして

気持ちが良かったですか～？

気持ちが良かった～ですか～？

（はぁぁぁい・・・と参加者から声が上がる）

今ね、

ママも赤ちゃんもいっぱい動いてスッキリされたと思うんですけど

この『気持ちが良かった～』って感じる事が大切なんですよ。

今授乳されておられる方もいらっしゃいますが

恐らく今、みなさんのおっぱいからは、身体を気持ちよく動かして

と～ってもおいし～～いおっぱいが出ています。

おいしいと感じると言う事は、赤ちゃんにとっても、もちろん

ママにとっても素晴らしい事なんです。

おいしいおっぱいを飲むと言う事は、今だけじゃなく

この先３年、４年、１０年経ったときにも影響するんです。

・・・・うんたらかんたら・・・・」と授乳の頃からの食育の話をされた。

この話を私は部屋を出て行きながら聞いていたのだけれど

自分自身の心の中にグサリと突き刺さったのだ。

もちろん自画自賛するわけではないが

マタニティフィットネスの勉強に関して

昨日今日テキストを立ち読みして

みんなに浅い知識を開けている訳ではない。

でも

「育児サークルでの親子体操指導」って根底はこういう事もある。

親子の絆となる様々な土台作りにいろいろな目次があるが

その一つ一つの物語に

こういう意味もあるんだと改めて感じた。

頭じゃ分っているつもりでも

実際に言葉に出してみると、言葉で聞いてみると

人から聞いてみると

なるほど

！！

と身に沁みることがある。

何事もどんなことも

たとえ「つもり」でも一生懸命に仕事をしていれば

それが不動の本物に繋がることは大いにあると思う。

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最終更新日 2011.07.04 15:29:47
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